磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
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“鷦鷯(しょうりょう)森林に巣くうも一枝に過ぎず”《荘子》・・・私の好きな言葉で、欲を自制させる言葉です。

ここに登場するのが鷦鷯(ミソサザイ)で、留鳥として山間部の渓谷沿いなどに生息しています。源流を釣り上がっている時に、大きな綺麗な声と、ヒバリの囀りにも似た様な甲高い声で、一緒に移動しながら鳴く鳥がミソサザイなのです。

荘子の著書は荘周とされている様ですが、(巣くうも一枝に過ぎず)・・・
この言葉には間違いがあります。ほとんどの人達は、この言葉を訳す時、(一つの枝があれば巣を作る事が出来る)と解釈しています。残念ながら、ミソサザイは枝には巣を作らないのです。ミソサザイの巣は、崖の窪みや岩の隙間、枯れ木の隙間や穴などを利用し、その材料は大部分がコケだからです。

・・荘周がこの事を知っていたのか?知らなかったのかは疑問ですが、知っていての(巣くうも一枝に過ぎず)なら、(留まるにも一本の枝)又は、(生活するにも一本の枝)と解釈すべきでしょう。ミソサザイは一本の枝から巣を作らないのです

・・・・・

ミソサザイは上から鳴き声が聞こえても、木の中間や梢にはほとんど居ません。岩や地上や崖から3mくらいまでの木の枝や、幹の付近・岩や崖・地上などを鳴きながら移動しているからです。

日本の野鳥ではベスト3に小さく、最小はキクイタダキ、次に留鳥のミソサザイと夏鳥のヤブサメが同率2位だったと思います。

ミソサザイは声は聞こえても、姿を確認する事が難しい小鳥

口に咥えているのはコケ。巣造りをしていました

巣を作っていました。オーバーハングの削られた壁です

完成された巣にエサを運んでいるところ、3週間後の写真です

別な所では、私の近くに鳴きながらやってきました

尻尾をピンと立てるのがミソサザイの特徴です


3週間後、赤ちゃんにエサを与えていました。

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大分川の河原でカモフラージュネットに入っています。色々な鳥たちが隠れている人間に気付かず、次々と傍にやってきます。

ジシギはどちらかといえば夜行性です。でも人気のない河原で、草薮が近くに有ると朝夕はエサを漁りに出てきます。距離にして10mくらいでしょうか?こちらからは丸見えですが、草や木の葉で偽装された、カモフラージュネットの中の私には、気付くことなく草むらの中へと消えていきました。

と、ココまでは沖縄からの有難いアドバイスが来るまでの内容

山で育ったので、実は水鳥には詳しくないのが事実。調べた時、タシギに似た鳥が数種類あったけど、“冬鳥または旅鳥として最もポピュラー”との内容に妥協していました。

“オオジシギは夏鳥として本州中部以北から北海道で繁殖”という言葉を信じて、大分では見かけない?と勝手に判断していたのです。でも、渡りで移動する、春や秋には見かける事も可能な訳で・・・

タシギよりもオオジシギの方が可能性として高いと判断しました。もしかしたら、他のシギかもしれませんが・・・一応、オオジシギにしておきます。


ネットの中から朝一の橋と大分川です

いつの間にか、支流の対岸にやってきていました

蜘蛛の糸に掛かっても、お構いなしに水辺へと歩いていきます

あまりエサを探しませんでした。この後消えてしまいました


本州中部以北から北海道に来る夏鳥として紹介。大分は渡りの途中と判断します

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春になったら、どちらのサギも婚姻色になりました。

ダイサギは目と嘴の間が黒かったのが緑色、黄色い足がピンク色。コサギは、目と嘴の間が黒かったのが、ピンク色になって後頭部の飾り羽が2本出ています。腹からお尻にかけて、レースのような細い毛がたくさん。

不思議な鳥たちの衣替えです。

ダイサギは大きいドンコ?を捕まえて丸呑みしました

コサギ、足で底を掻いて獲物を追い出します。出てきたハゼ?をキャッチ

コサギのピンク色が素敵です。4mくらいから写しました


今日は原色ばかりの鳥達になりました(^^♪

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大分で良く見かけるカラスは、ハシボソガラス・ハシブトガラス・ミヤマガラスです。その中でミヤマガラスは冬鳥として群れて来ています。

男女群島に居るのはハシブトガラスがほとんどで、五島列島へ釣りに行くと、ここでもハシブトガラスを良く見かけます。

大分はどちらかと言えば、ハシボソガラスを見る事が多い気がします。今回は嘴の細い、ハシボソガラスを至近距離から写す事に成功しました。

近くから見ると、黒の光沢がとても綺麗です

カモフラージュネットを気にしながら直ぐ傍を歩いて行きました

警戒しています。やはりいつもとは違う光景なんでしょうね


鳥としては本当に頭が良いですね。人と上手く共存出来れば良いけど・・

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一昨日の夕方、坊主山のスポットで今年初となる、オオルリの囀りを聞きました。昨日は雨で、山には行かずに仕事をしていました。そして今日は晴れ、下のオオルリスポットへ足を運びました。

オオルリが池の近くで鳴いています。下の沢からも鳴き声が聞こえてきます。下からの鳴き声は聞き覚えのある囀りで、たぶん昨年と同じオスでしょう。

かねてから決めていた撮影スポットに移動して準備完了。程なくしてやってきてくれました。少し遠いけど、緑をバックに写せるのがお気に入り。これから楽しませてくれるでしょう。

傍からはキビタキの囀りも聞こえていました。

一年ぶりの再会です。元気に帰ってくれました

この濃い青は小鳥たちの中でも特に好きな色です

りりしいオスです。一段と色合いが濃くなっています


近づけるまでには、相当に時間がかかるでしょうね。

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今、ヒレンジャクが留まっています。北国へ帰る途中でしょう。

最初に見つけたのは仲間のHOKKEさんで、3月22日でした。それから見る機会も多くなり、つい最近では野鳥の会のメンバーもやって来る様になりました。

今は多い時で50羽以上にもなる様です。

鳴き声で一番多い鳴き方は、チリチリチリ・・・・でサンショウクイのビリビリビリ・・・を細くした感じの鳴き方です。ココではカゲロウの羽化が多いので、フライングキャッチを繰り返しています。

傍に神社の大木が有るので、休憩やねぐらに使っていたり、新芽を食べているみたいです。・・・近くの河原で順番に水浴びをするので、ネットを張って偽装して待てば、かなり近い所から彼らを観察出来ます。

アッそうそう、今日のボウズ山ではオオルリの鳴き声を聞きました。昨年と同じ個体かも知れません。楽しみは次々とやってきます。

尻尾の先端が赤いのが特徴、ヒレンジャクです

冠羽が特徴。朝日の逆光での水浴びは、約3mの至近距離

3月24日の銀杏に留まった絵

4月8日の銀杏に留まった絵

背中がシンプルで美しい

オスだと思いますがどうでしょう

上がオス、下がメスだと判断しているけど?

朝7時から水浴びをしています。綺麗好きなのでしょうね

4月13日、水浴びは10秒くらいの短い時間がほとんど

なんともいえない美しさ、まだまだ居て欲しいです

数日後、菜の花をバックに止り木を作ったら、留まってくれました


4月21日現在、未だ旅立っていません

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大分川へ行くとヒバリが舞いながら囀っています。ヒバリほど舞い上がりませんがセッカも鳴きながら飛んでいます。

菜の花は散り始めていますが、春が一段と濃くなってきました。ノビタキを探していたら、足元からヒバリが飛んで偽傷して逃げています。それを放って飛び出た所を確認すると、卵が3つ有りました。

場所を特定して、今日も見に行ったら、今度は直ぐには見つからない様、カモフラージュしていました。けなげなヒバリ一家に拍手です。

巣の近くを人が通ると、上空で囀っているヒバリの声が変って、巣を守っているメスに知らせているのも判断出来ます。

ノビタキの立派なオスも確認済み。

ヒバリの仔育てはココから







元気な仔が生まれ育つと良いのですが・・・

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大分川に居るモズのオス、すぐ近くにはメスも居ます。

今はカゲロウなどの羽虫が飛び交うので、モズも他の小鳥たちと同じく、フライングキャッチをしています。猛禽類のイメージがあるので、ちょっと違和感を感じているのは私だけでしょうか?

お気に入りの木の枝に留まって、グゼリ始めています。メジロのグゼリを真似ているみたいです。

先ずは後ろ姿、消波ブロックにモズの姿は似合わない?

見晴らしの良い枝の先端や、杭の先などがとても好きです

この木が好き、幹に近い所にカゲロウが来るので捕食します

グゼる時には、枝の中間から先に近い一定の場所を選んでいます

色んな仕草をしてくれるから、見ていて楽しいですね

シャッターを切った瞬間に飛び立ちました

モズが上を見上げるポーズは少ないかな?

7mくらい先だったと思います。アップもりりしい


キヤノンパワーショットSX-1 IS 大分馴れてきました(^^♪

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大分川のツバメ、この他に一緒に飛んでいるツバメは、越冬しているイワツバメ。高い高度を比較的少数で飛ぶヒメアマツバメ、などを一緒に見る事が出来ます。

ツバメは3月20日頃から、かなり見かける様になっています。3月30日には山の方で、サメビタキかコサメビタキを確認しました。4月2日には同じ山で、キビタキのオス(高い確率のたぶん)の背中を確認しています。

ミヤマホオジロのメスは3月30日まで居ました。ウソの鳴き声は4月1まで聞きましたが、抜けたみたいです。後、冬鳥で居るのは、シロハラ・ツグミ・アオジなど・・・。

ツバメの飛翔を見たら、一ヶ月後には夏鳥ばかりになるみたいです。











コンデジ、キャノンパワーショットSX1-ISでも、これだけ撮れます。

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大分には冬鳥として来ているので、冬羽での撮影になります。

葦原や川沿いなどで葦やススキの実を食べたり、茎と葉っぱの間に居る小さな虫などを食べます。一本の葦の茎に器用に留まったり、セッカの様に二本の茎にまたがって留まったり・・・

パッと見ると、ホオジロのメスに一番似ている感じで、次に似ているのはセッカだと感じています。

夏羽の綺麗なオオジュリンを見てみたいものです。

ココには3羽でやってきていました

冬羽はオスもメスも控えめで、鳴き声も小さいです

ココではススキの穂を器用に食べています

静かな朝だと、食べる時のパチパチ音が良く聞こえます

足指が黒いのが自慢?お洒落です


山のミヤマホオジロは、3月31日から居なくなっています。

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最初に確認したのが3月6日の夕方、その後何度もスポットを訪れて、メスの激写をしたのが3月20日、そして今朝やっとオスを写す事に成功しました。

大分には冬鳥としてやってきています。ウソも綺麗ですが、アカウソは赤い色が腹全体まで薄く広がっています。木の実を食べたり、新芽を食べている事が多く、このスポットも彼らの好物がたくさん有るみたいです。

昨日は夜遅くまでクラブの会合と飲み会があり、寝たのは2時頃でした。朝起きる事が出来れば、エサを与えている坊主山に3日振りに行こうと考え就寝です。

5時30分に起きてしまいました。直行して、ミヤマホオジロのエサを撒きます。2羽だけ残っているミヤマホオジロが待っていたかの様に、直ぐに来てくれました。

その時、ウソの声が上のスポット辺りから聞こえ始めたのです。まだ旅立っていませんでした。声の方へ車で移動し20分くらい待つと、1羽のオスと2羽のメスが食事に来てくれたのです。

光が足りませんが、今回はオスばかりを狙ってシャッターを切ります。15分の1秒から20分の1秒くらいでしたが、なんとか絵にする事に成功です。

・・・これからTVです。終了後は高知に向けて出発、土曜は高知市での展示会、日曜日は愛媛でカンダイに挨拶する予定です。よって、明日のブログはお休みです。

最初に撮ったのが今期初見となった3月6日、午後4時30分頃です

1羽のメスを激写したのは3月20日の11時頃で、ゆっくり撮影

この木の実は、他の小鳥達はほとんど食べていない様です

桜の蕾も良く食べます。色んな木の実や芽を食べているみたいです

木の枝の中の方に留まる事が多いです。たまには枝の少ない所に来て・・

食べ始めるとあまり動かないし、鳴き声もほとんど出さずに小声です

これからが、今朝6時40分から7時頃までに撮ったオスです

朝日が山から顔を出しても、雲がかかってシャッター速度はあがりません

今度行けるのは最短で月曜日、旅立っているかもしれません


今日のヒウソ(オスのウソ)は、山の神様からのプレゼントに思えました。

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更新が遅れてしまいました。

大分川で撮ったカワセミのオスです。このスポットは色んな小鳥から大型の水鳥などが随時現れる所で、これまでは駐車場などから観察と写真撮影でした。

今日は朝一で水辺にカモフラージュネットを張って、本格的に撮影を試みました。気温は3℃で寒い朝でしたが、色んな鳥たちが近くまでやって来てくれました。

その中に、青い鳥として有名なカワセミも狙い通りに来てくれたのです。その距離およそ4m?久々に近くで綺麗なオスと出会いました。

朝の光で、背中側は逆光になっています

カワセミが尻尾を立てると、かなりキュートになります

同じ所にヒヨドリが舞い降り、カワセミごっこをしています

同じオス、太陽は真上でほぼ順光、飛び立つ前の一こまです

ここでもカワセミごっこをするヤツがいます

川下から川上側の水面を見つめ、魚の後方からの一撃を狙います


このオスは、2回のダイビングで2匹の魚をゲットする凄腕でした。


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来てくれてありがとう。
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