球磨川のニゴイ

『もともと球磨川には居なかった』と名手は話してくれた。っつう事は、このお魚さんも外来種なんじゃね。

外来種は他の国から人為的に移入され、定着出来る様になった種類。
国内外来種はもともと居なかった場所に、他の場所から人為的に移入され、定着出来る様になった種類。

よって球磨川のニゴイは、国内外来種と言う事になり残念だ。

川や池・湖や島など隔離された場所には、独特の進化があり独特な生態系を維持している。その維持は小さな変化で崩れてしまうのだ。

これまで知らず知らずにその生態系を壊し続けてきた。でも今では《外来生物法》などで知り得る様になってきた。知った後どの様に対処していくか国民は問われている。



ニゴイはアユの放流に混じって、球磨川に来たと考えられる。


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球磨川のアユ

オレはアユ釣りをやらない・・・理由は2つ。

①　アユ釣りは面白い。よって夏を中心とした5ヶ月間は
　　海釣りが出来なくなる。

②　放流が多い。オレは放流されて育ったお魚を釣って、
　　釣魚記録を作っても満足できない。ヤマメ釣りに行か
　　なくなった理由もこれだ。

昔の釣りを知っているオヤジの頑固な考えなので、気にしないで笑って受け流してやって下さい。

今年の球磨川のアユは、ここ10年間の釣果としては最低だと思う。それでもお魚さんは体高があり、婚姻色も出て立派だ。



28cmくらいのアユ、例年だと30cmが出るのに・・・。


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モクズガニ

七瀬川シリーズ？の最後は川ガニの王モクズガニ。モズクガニじゃない！

ウナギの棲家（穴）の前には砂は盛り上がっていないけど、モクズガニの穴は平たくて砂が盛り上がっている。これはウナギの穴釣りテクとして知っていた。

食のシーズンは、田んぼに張っていた水を止める9月から（もう直ぐだ）。田んぼに向う井手（水路）の取水口を止める⇒井手の水がなくなる⇒フナ・オイカワ・ナマズ・ウナギなどがたくさん捕れる。

夜になると、水を求めてモクズガニが這い回るので結果としてオレ達の胃袋に納まる事となる(^^♪

福岡の遠賀川で、晩秋に捕れるモクズガニは重くて旨い。



アユと同じ、これから産卵のために下流に下り始めると漁も始まる。


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オイカワ

河川の中流域など、普通に見られるお魚さんだ。俺たちが子供の頃の呼び方は、ハエでオイカワとカワムツを指していた。

オイカワの♂の綺麗なヤツはヤマトバエ・カワムツの♂の綺麗なヤツをアカブトと言っていた。

地域によって、言い方が逆だったり色々な地方名で呼ばれているくらい、一般的なお魚さんである。

エサ釣り・毛ばり釣りともに良く釣れる。今頃は荒瀬に出ている。



ウナギ釣りのエサとして、アユの次に良く使っていた。


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シマドジョウ

子供の頃、あれほど居たシマドジョウもなかなか見るチャンスに恵まれなかった。

保水力のない人工林・護岸工事で水路化した川岸、そして生活排水の流入
など、人にとっては便利で安全な自然になった？でも、その反動が自然の動植物に深刻な問題を与えてしまった。

お魚さん達で絶滅危惧種に挙げられているのを、優先順に書くと、絶滅危惧ⅠＡ類→ミヤコタナゴなど２９種・絶滅危惧ⅠＢ類→ネコギギなど２９種・絶滅危惧Ⅱ類→アカザなど１８種・準絶滅危惧→アカメなど１２種である。

シマドジョウは準絶滅危惧種に入っていなかった。勘違いです。



この様なお魚さん達がいる事を認識して欲しい。


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ムギツク

黒い縦縞が一本入っているのが特徴になっているムギツク、生息地は福井県･岐阜県・三重県以西本州、香川県・徳島県･九州北西部・朝鮮半島などと記されている。

オレが子供の頃に、アレだけお魚さん達と遊んでいて一度も見かけなかったのに、１５年程前に初めて釣った。アユに混じって放流されたのだと判断する。

外来種には大きく分けて２つ、国際間の移動（外来種）と国内での移動である（国内外来種）。移動方法も大きく分けると２つ、意図的導入と非意図的導入である。自然環境を守る対策項目として分けると２つ、（外来種）と（侵略的外来種）である。

七瀬川に住み付いて繁殖出来る様になったムギツクは、オレの見解では非意図的に導入された国内外来種であり侵略的外来種とは言えないだろう。



釣りを語る時、釣人としての環境保全も考えるべきだ。


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カマツカ

七瀬川のカマツカ君じゃ。子供の頃、砂に潜っているカマツカ君を足で踏んで捕っていた。塩焼きが特に美味しいお魚さんだった。

でも、綺麗な砂地を好む彼らは濁りに敏感で、ダム建設・護岸工事・そして農薬等でその数を減らす一方だった。

見つけた時に思わずガッツポーズが出てしまった(^o^)／



何も言う事なし！嬉しい(^^♪


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一文字のタチウオ

ヒューマンアカデミー福岡校の生徒達にタチウオを釣らせたんよね。

生徒達はブラックバスなどは釣っていても海釣りの経験が少ないから、この時期釣れるタチウオを狙ったわけ。

発電機をトシから借りて、タチウオを寄せる灯光器と釣り座の照明を煌々と照らし続ける・・・夜明け前には入れ食いじゃった(^^♪

エサのキビナゴがなくなっても問題なし！一匹のタチウオを3枚におろして切り身にすれば20～30切れのエサが確保出来る(^o^)／

海釣りの良さを少しは理解してくれたと思う。



今年は型も数も揃っている。


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一文字のカサゴ

ヒューマンアカデミー福岡校の生徒数人と、大分市内の一文字防波堤で夜釣りをしていた。昨日の朝から1時間しか眠っていないので、只今目がシボシボしている。でも、記事の更新をしないと・・・

カサゴ（アラカブ・ホゴ・ガシラ）は、昼釣りの場合基本は底狙い。よって、一文字は水深10ｍ強を狙うけど、夜の釣りは浅く狙った方が効果が出る。

カサゴは夜になると、水深50cm～3ｍくらいの岸壁の際でエサを食べる事が多いのでそこを狙う訳だ。



美味しいカサゴはお土産として重宝する。


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クサフグ？コモンフグでした！

クサフグは投げ釣りの代表的なエサ取りとして有名？
磯には少なくて、どちらかと言うと砂浜交じりの海底が好きな様である。

オレは一年に一回は『きつね踊り』で有名な、姫島に渡ってクロダイ（チヌ）釣りをするけんど、ココにはクサフグ？コモンフグ？が多く、鈎が何本も取られてしまう。まるで鈎メーカーのまわし者？

釣り上げると空気を吸い込んで膨れるので可愛いけど、もって帰って食う人もいるらしい。かなりの猛毒なんじゃけど・・・



サビキ釣りに掛かってしまったコモンフグちゃん


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アジ

大分はアジの多い地域じゃ。

これから年内は大分県内の各防波堤で小さいアジが沢山釣れる。これらのアジが育って豊後水道から瀬戸内海の深場へと散って行く。

そして、佐賀関の沖の一部地域だけで、佐賀関の漁協に所属している漁師さんが一本釣りによって水揚げをする。そのアジだけに与えられる称号が関アジのブランドなんじゃ。知っちょった？

オレはアジゴの泳がせ釣りで色々と釣っているが、マダイやカンダイも釣れたのが珍しいかな？


このお魚さんも美味しいし、万能エサでもある。


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カワハギ

フカセ釣りをしている釣人にとって、カワハギは厄介なエサ取り魚だ。

俺たちはカワハギとウマズラハギを通常ハゲと呼んでいる。この呼び名は皮が簡単に剥げる事に起因している。

ほんで、釣るとなるとそ－とーに難しい。でも料理は簡単で、どんな調理法でも超美味しい(^^♪おまけに食べ易いからカワハギ釣りとして人気も高い。

だから釣れたらあまり逃がす事はせずに持ち帰る(^o^)／



これは♂通常20～30ｃｍのカワハギが多い





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