磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
今年も17日の日曜日に宇佐の和間海岸でマテガイ掘り。
現地に着くと、なんと車の多い事。駐車待ちをしていると、以前お世話になった石田のおいちゃんが出迎えてくれて、関係者限定の小さな駐車場へ誘導してくれました。
その場所で昼食弁当を摂ったのですが、急遽参加出来なくなった“ナイン”のママからのスイカの差し入れや、おいちゃん手製の“大福もち・ゼリー”などの差し入れも・・。
貝掘り客が多いので、貸しクワだけは確保すべく、食事前に借りたのですが時すでに遅し。マテガイ掘り専用のクワは1本だけしか残っていませんでした。10人の団体だとマテガイ掘りのクワは3~4本は必要ですが、残り3本借りたのは予備の旧型小型のクワ。
入浜料は一人500円・貸しクワ科は1本300円、アサリは小型のザル一杯だけ無料で持ち帰り出来ます。マテガイは天然なので掘っただけ無料で持ち帰り出来るシステム。
全員でマテガイを目指して歩きます。途中でアサリ掘りの人達を尻目に進んで行きますが、干潟と潮水の流れを3~4回程越えてポイントに到着するまでほぼ1㎞の距離です。
マテガイ掘りのテクニックです
1 干潟の沖に行くほど大型が多く、数も多い。たぶん人が行くことが少ない事と、大潮とは言っても、沖の方まで干潟になる事は月に5日くらいと少ない為。
2 干潟は山の部分と谷の部分が交互に並んでいる。山の部分が干潟になっており、そこでマテガイを掘りますが、沖向きに海水と接している部分より、丘向きで海水と接している部分にマテガイは多い。潮・波・流れ・エサなどの生息環境に適していると推測。
3 干潟には波の跡が残っているのと、直前にマテガイ掘りをした痕跡が凸凹状態で干潟に現れています。掘った後が解る所は直前の潮干狩りの後だから狙わない。
4 干潟に小さな穴がポツンポツンと開いていますが、1~3㎜位の穴が集まって帯状になっていれば、間違いなくほとんどマテガイです。カニや小動物の穴は5㎜以上が多く、掘るだけ無駄です。また1~3㎜の穴が開いていない場所にはマテガイは少ない。但し前日までの波が大きい時には、マテガイが潜った穴を波が覆い隠すので注意が必要。
5 マテガイ掘りの最初は砂掻きですが、掻く深さは5~15㎝くらいの深さ。15㎝もの深さを掻く場所は干潟の山の方で海水に近いほど浅く掻きます。人が歩き回った後を掻いてもマテガイは警戒しているため顔を出しにくい。掻く場所は人が歩かない事。
6 砂を掻いた跡に出てくるマテガイの穴はマテガイの殻の大きさです。楕円形の穴が大きいほどマテガイは大きく、その逆は小さなマテガイなので、塩を入れる穴は大きい穴を選んで入れていくと、資源保護と塩の節約に効果があります。
7 塩はサラサラの塩が良い。事前に炒った塩は水分が飛んでサラサラです。しっとりした高級な塩はマテガイ掘りには向いていません。唐辛子やハバネロを入れる人も。
8 塩の量は1時間あたり500㎎のペットボトル1本が一人分。2時間で1㎏位の塩の量が目安です。一本のクワに三人がベスト。掻き手一人に二人の掘り手です。
9 塩を入れる容器は500㎎のペットボトルが扱いやすい。蓋に5㎜位の穴を開けると出来上がり。容器の薄いペットボトルは握る圧力で塩を噴射出来ます。
10 砂から3㎝以上出たマテガイは指で掴まえると大丈夫。後はゆっくり引き抜けば良い。穴から少しだけ出たマテガイは、砂から2~3㎝下のマテガイ本体を、横方向から砂と一緒に押え付けて、潜られない様にしてから掴んで引っ張り出します。
11 マテガイは洗って砂を除去すれば直ぐに料理出来ます。小型のネットを持参すれば、現地で砂を洗い落とせるので便利、アサリ掘りにも洗いネットとして重宝します。
皆でTV取材をしながら楽しく遊びました。今回は古いクワが3本で力が必要な割に砂を掻く量が少なくて、最新のクワに比べると雲泥の差。ほぼ10人で2時間半の潮干狩りなのに、収穫量は10㎏に到達することが出来ませんでしたが、みんな満足した様子でした。
TV取材お疲れ様。面白い映像の為に犠牲になられた皆さんありがとうございました。美味しい差し入れのママと石田さん、心使いが何よりも嬉しかったです。いつも幹事役で大変な店長や、一緒に一日を過ごした皆さん、お疲れ様でした。
大分ケーブルテレコムの担当Dに確認すると、22日(金曜日)にオンエアー予定。
差し入れや駐車場など、石田さんにはお世話になりました。腹ごしらえです
現地に着くと、なんと車の多い事。駐車待ちをしていると、以前お世話になった石田のおいちゃんが出迎えてくれて、関係者限定の小さな駐車場へ誘導してくれました。
その場所で昼食弁当を摂ったのですが、急遽参加出来なくなった“ナイン”のママからのスイカの差し入れや、おいちゃん手製の“大福もち・ゼリー”などの差し入れも・・。
貝掘り客が多いので、貸しクワだけは確保すべく、食事前に借りたのですが時すでに遅し。マテガイ掘り専用のクワは1本だけしか残っていませんでした。10人の団体だとマテガイ掘りのクワは3~4本は必要ですが、残り3本借りたのは予備の旧型小型のクワ。
入浜料は一人500円・貸しクワ科は1本300円、アサリは小型のザル一杯だけ無料で持ち帰り出来ます。マテガイは天然なので掘っただけ無料で持ち帰り出来るシステム。
全員でマテガイを目指して歩きます。途中でアサリ掘りの人達を尻目に進んで行きますが、干潟と潮水の流れを3~4回程越えてポイントに到着するまでほぼ1㎞の距離です。
マテガイ掘りのテクニックです
1 干潟の沖に行くほど大型が多く、数も多い。たぶん人が行くことが少ない事と、大潮とは言っても、沖の方まで干潟になる事は月に5日くらいと少ない為。
2 干潟は山の部分と谷の部分が交互に並んでいる。山の部分が干潟になっており、そこでマテガイを掘りますが、沖向きに海水と接している部分より、丘向きで海水と接している部分にマテガイは多い。潮・波・流れ・エサなどの生息環境に適していると推測。
3 干潟には波の跡が残っているのと、直前にマテガイ掘りをした痕跡が凸凹状態で干潟に現れています。掘った後が解る所は直前の潮干狩りの後だから狙わない。
4 干潟に小さな穴がポツンポツンと開いていますが、1~3㎜位の穴が集まって帯状になっていれば、間違いなくほとんどマテガイです。カニや小動物の穴は5㎜以上が多く、掘るだけ無駄です。また1~3㎜の穴が開いていない場所にはマテガイは少ない。但し前日までの波が大きい時には、マテガイが潜った穴を波が覆い隠すので注意が必要。
5 マテガイ掘りの最初は砂掻きですが、掻く深さは5~15㎝くらいの深さ。15㎝もの深さを掻く場所は干潟の山の方で海水に近いほど浅く掻きます。人が歩き回った後を掻いてもマテガイは警戒しているため顔を出しにくい。掻く場所は人が歩かない事。
6 砂を掻いた跡に出てくるマテガイの穴はマテガイの殻の大きさです。楕円形の穴が大きいほどマテガイは大きく、その逆は小さなマテガイなので、塩を入れる穴は大きい穴を選んで入れていくと、資源保護と塩の節約に効果があります。
7 塩はサラサラの塩が良い。事前に炒った塩は水分が飛んでサラサラです。しっとりした高級な塩はマテガイ掘りには向いていません。唐辛子やハバネロを入れる人も。
8 塩の量は1時間あたり500㎎のペットボトル1本が一人分。2時間で1㎏位の塩の量が目安です。一本のクワに三人がベスト。掻き手一人に二人の掘り手です。
9 塩を入れる容器は500㎎のペットボトルが扱いやすい。蓋に5㎜位の穴を開けると出来上がり。容器の薄いペットボトルは握る圧力で塩を噴射出来ます。
10 砂から3㎝以上出たマテガイは指で掴まえると大丈夫。後はゆっくり引き抜けば良い。穴から少しだけ出たマテガイは、砂から2~3㎝下のマテガイ本体を、横方向から砂と一緒に押え付けて、潜られない様にしてから掴んで引っ張り出します。
11 マテガイは洗って砂を除去すれば直ぐに料理出来ます。小型のネットを持参すれば、現地で砂を洗い落とせるので便利、アサリ掘りにも洗いネットとして重宝します。
皆でTV取材をしながら楽しく遊びました。今回は古いクワが3本で力が必要な割に砂を掻く量が少なくて、最新のクワに比べると雲泥の差。ほぼ10人で2時間半の潮干狩りなのに、収穫量は10㎏に到達することが出来ませんでしたが、みんな満足した様子でした。
TV取材お疲れ様。面白い映像の為に犠牲になられた皆さんありがとうございました。美味しい差し入れのママと石田さん、心使いが何よりも嬉しかったです。いつも幹事役で大変な店長や、一緒に一日を過ごした皆さん、お疲れ様でした。
大分ケーブルテレコムの担当Dに確認すると、22日(金曜日)にオンエアー予定。
差し入れや駐車場など、石田さんにはお世話になりました。腹ごしらえです
取材とは言え、これでは掘るのに時間かかり過ぎ
色んな事にチャレンジするのが人生経験を豊かにします
沢山ある場所を掘りあてるのがミソ。大きな穴に塩を入れると・・・
穴から出たマテガイは獲り易い
時を忘れ取材を忘れ日常を忘れる事が出来ます
マテガイが沢山あると六本木~です。(賑やかな様子)
右が沖側で左が丘側です
ディレクターが砂掻きを体験。結構きつい作業です
今回参加した全員でマテガイは山分けしました
もう一度プライベートで掘る予定。9月頃の大潮までは大丈夫です。
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