磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
フカセカンダイでのハリ外れは結構多いと思いませんか?その主な理由は3つに集約出来ます。
1.ハリから竿先まで一直線になってアワセている
ハリを並べた写真を見てください。上のハリはスポンジにハリ先が触れた状態でハリスが一直線になっています。下のハリはスポンジから離れており、ハリスも張っていない状態です。
スポンジがカンダイの口中とした場合、この状態から同じ力で合わせた場合、どちらのハリが深く刺さると思いますか?
答えは下のハリの方が、より深く刺さります。が、大部分の釣人はこの状態になっていないのです。その最大の要因は、仕掛けを流している時、竿先からウキまでの道糸の長さが短すぎる事にあります。
この状態でカンダイがエサエサを喰った時、釣人はアタリと判断して、身構えます。それからアワセを入れるのですが、その時に写真の上のハリの状態になってしまっているのです。
対策はウキから竿先までの道糸に余裕を持たせる事です。でもこればかりやっていると、返し波でウキが際から離れます。その折り合いを上手く取りながら流すのが難しいのです。
2.アワセが早過ぎる
アオイソメを付けたハリは、アオイソメの頭の方にあります。カンダイはそのアオイソメを泳いで来て吸い込みます。吸い込んだ時、口中の奥までハリが到達していれば良いのですが、カンダイの泳ぐ早さ・吸い込む力・アオイソメの大きさ・ウキの浮力、などの条件で、吸い込まれたハリの位置が変ってくるのです。
カンダイの浅い吸い込みを考慮して、今までより遅めにあわせてみて下さい。ただし遅いアワセはカンダイに先手を取られ易いリスクを含んでいる事をお忘れなく。
3.ハリが太い
昨日のハリの比較でも解る様に、15号前後のハリは太いですよね。アユバリ・チヌバリ・グレバリなどは鋭くて細身が多く、アワセを入れなくても掛かります。それに比べると小磯バリは太いです。イシダイバリはもっと太いです。
ルアーロッドは竿先で魚を掛けます。グレは竿の2~3番で魚を掛けます。チヌは竿の3番で魚を掛けます。フカセカンダイは竿の3~4番の手元に近い部分で掛けます。イシダイもほぼ同じ手元で掛けます。
イシダイ釣りでの掛け方の一方法として“竿を引き抜くアワセ”という言葉がありますが、フカセカンダイのアワセも同じと考えて下さい。元竿に近い部分で掛けた方が太いハリでもガッチリ掛かるからです。
アワセも簡単な様で難しいテクニックです。
下のハリのイメージからのアワセを意識して下さい
その後の強烈な引きは呼吸が出来ません
こんな立派なコブのカンダイにチャレンジしませんか?
カンダイの釣り方はここ
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1.ハリから竿先まで一直線になってアワセている
ハリを並べた写真を見てください。上のハリはスポンジにハリ先が触れた状態でハリスが一直線になっています。下のハリはスポンジから離れており、ハリスも張っていない状態です。
スポンジがカンダイの口中とした場合、この状態から同じ力で合わせた場合、どちらのハリが深く刺さると思いますか?
答えは下のハリの方が、より深く刺さります。が、大部分の釣人はこの状態になっていないのです。その最大の要因は、仕掛けを流している時、竿先からウキまでの道糸の長さが短すぎる事にあります。
この状態でカンダイがエサエサを喰った時、釣人はアタリと判断して、身構えます。それからアワセを入れるのですが、その時に写真の上のハリの状態になってしまっているのです。
対策はウキから竿先までの道糸に余裕を持たせる事です。でもこればかりやっていると、返し波でウキが際から離れます。その折り合いを上手く取りながら流すのが難しいのです。
2.アワセが早過ぎる
アオイソメを付けたハリは、アオイソメの頭の方にあります。カンダイはそのアオイソメを泳いで来て吸い込みます。吸い込んだ時、口中の奥までハリが到達していれば良いのですが、カンダイの泳ぐ早さ・吸い込む力・アオイソメの大きさ・ウキの浮力、などの条件で、吸い込まれたハリの位置が変ってくるのです。
カンダイの浅い吸い込みを考慮して、今までより遅めにあわせてみて下さい。ただし遅いアワセはカンダイに先手を取られ易いリスクを含んでいる事をお忘れなく。
3.ハリが太い
昨日のハリの比較でも解る様に、15号前後のハリは太いですよね。アユバリ・チヌバリ・グレバリなどは鋭くて細身が多く、アワセを入れなくても掛かります。それに比べると小磯バリは太いです。イシダイバリはもっと太いです。
ルアーロッドは竿先で魚を掛けます。グレは竿の2~3番で魚を掛けます。チヌは竿の3番で魚を掛けます。フカセカンダイは竿の3~4番の手元に近い部分で掛けます。イシダイもほぼ同じ手元で掛けます。
イシダイ釣りでの掛け方の一方法として“竿を引き抜くアワセ”という言葉がありますが、フカセカンダイのアワセも同じと考えて下さい。元竿に近い部分で掛けた方が太いハリでもガッチリ掛かるからです。
アワセも簡単な様で難しいテクニックです。
下のハリのイメージからのアワセを意識して下さい
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