磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
2502. 2501. 2500. 2499. 2498. 2497. 2496. 2495. 2494. 2493. 2492.
私の乏しい情報網と知識で書いていますが、薦田氏が飼育していた数頭の種牛を殺処分したのに、私は憤りを感じています。

宮崎県は東国原知事を先頭に政府主導の下、県民一丸となって口蹄疫の蔓延防止と封じ込めに死力を尽くし、お隣の私達の県などに、被害拡大を防止してくれています。国の特措法で29万頭?もの牛や豚を殺しながら・・・。

その中には優秀な種牛・種豚なども含まれており、薦田氏も400頭にも及ぶ牛の殺処分に応じながら、切り札の種牛数頭はいち早く避難させて、3ヶ月間の厳重な管理の下、口蹄疫に感染することなく守られて来ました。

対応の早さ遅さなどは抜きにして、宮崎県の畜産業再生に一縷の望みを託し、数頭の種牛を守ってきた、宮崎県民の並々ならぬ努力に敬服していました。

・・・国は例外を認めませんでしたが、その前に種牛数頭を生き延びさせる、何らかの対応策を施したのでしょうか?
薦田氏たち県民はその努力をしていました。
東国原知事をはじめとする県の行政も努力していました。
政府は・・・私の乏しい情報網では何もしていない。と判断しています。

殺すのは簡単な対策で、費用も少なく済みますし、確実な効果を得られる方法です。最終決断としては致し方ない事ですが、その前に政府も手を貸して欲しかった事が、復興の種牛数頭だけでも生かす努力をする事の一点でした。

島国の日本は、病気が蔓延すると手の施し様がなくなりますが、その島国の特性を逆手にとって、数頭の種牛を離島に隔離し、宮崎県の清浄宣言だって出来ると判断します。日本に有る7000近くの島の半分は無人島、隔離政策には適応している場所も有ると思うのですが。この様な県を越えての対策やプロジェクトは、国でなければ出来ない事でしょう。

政府の卑劣な交換条件も非人道的に見えます。殺処分に応じれば清浄宣言。応じなければ県民に迷惑をかける東国原知事と薦田氏。政府は善良な県民の逃げ場をなくし、対策を実行したと私は判断しています。

復興をかけて、種牛を生かす努力をした薦田氏や関係者・宮崎県は知者。その手助けや延命対策をせず、殺処分に走った政府を愚者と判断しています。

・・現実や現状を知り、的確な判断を下せるのは現場に居合わせている人達です。



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無題
宮崎の口蹄疫問題・・・

非常に難しくデリケートな問題です。
カンダイな人さん!
乏しい情報?と乏しい知識ではこう言ったことは記事しない方が良いかと思います。
個人的な思いは自分の心の中に閉まって置くべきです。
特にあなたのような名人さんは回りに与える影響はあるのではないでしょうか?

<現実や現状を知っている人が的確な判断ですか?
私は畜産農家ですがそんなに的確に判断は誰も下せませんよ。
だからこのような大きな問題になったのです。
だれも経験した事ないし防御の仕方も知りません。

ただ言えることは国も県も、畜産農家も一般の人もみんな協力して力を下さった事は事実です。
これは私達に取って非常に心強くありがたいことです。
今回の件で県や国の方ともいろいろ話し合いましたが
みなさん真剣に誠実に対応してくれました。

種牛とみんなは言いますが・・・
人間に特別な命は無いのと一緒で、種牛だからと言って特別はないのです。
その種牛がもし病原体を持っていて、また広まったら
誰が責任取るのでしょうか?
最終的に現場にしわ寄せが来るのです。

一部の媒体やマスコミの一報通行の情報だけで公の場での記事アップは止めてください。
恭平 2010/07/18(Sun)12:05:24 編集
初めてコメントさせて頂きます。
いつも拝見させて頂いております。
つりの話題から自然まで楽しみにしています。

川南に住むものとして、県内外の皆様に多大なご迷惑をおかけしていることに申し訳なく思っています。我が家も残念ながら両親が飼っていた18頭の牛を殺処分いたしました。しばらくは母の様子がおかしくなるくらい嫌な出来事でした。

今回カンダイな人さんがこの事に触れて頂いたのでコメントさせて頂きました。

先にコメントされた方が公な場での記事のアップはやめて欲しいと書かれていますが、私は逆だと思っています。
カンダイな人さんの様な影響力のある方が記事にすることで周りの人にも色々な事を考える情報を与えることになるんじゃないかと思っています。
興味を持たない人はすぐ近くに住んでいても全く他人事の様に考えています。
そういう人達にも考えて頂く機会を持って欲しいです。
正しい情報のみを発信するのは大変な事だと思いますが、影響力のある方だからこそこういった話題にも触れて欲しいそう思っています。

長々と失礼いたしました。



宮崎の初心者釣り師 2010/07/18(Sun)12:30:34 編集
みなさん
恭平さん
 コメントありがとうございます。
 私の考えが少しは解ったと思います。
 私も貴殿の考え方が少しは解りました。
 100人居れば考え方は100通り、これ以上議論はしません。
 ・・・復興を御祈りいたします。
 
宮崎の初心者釣り師さん
 重く苦しい体験をなさっていますね。
 30年近く前、私たち家族・親戚も重く苦しい体験をしました。
 今回はそれに似たような事象なので記事にしました。
・・・復興を御祈りいたします。
カンダイな人 URL 2010/07/18(Sun)20:24:17 編集
無題
カンダイな人さま

口蹄疫の問題についてどれほど調べられたのかわかりませんが、問題にすべき要点を簡潔にまとめますと以下のようになるかと思います。
※私も専門家ではありません。カンダイな人さまの問題提議から急遽調べました。
※口蹄疫が畜産業に大打撃を与える病気だと言う認識は、共有出来る大前提だとします。

・驚愕の感染力
すばやい感染スピードと多様な感染ルートで、感染力が極めて高いのです。
現在の技術では検査スピードが感染のスピードに追いつきませんので、汚染地区の範囲を決めて殺処分が行われるようです。
したがって離島に隔離というアイデアも現実的ではありません。
もし隔離するならエボラ並みのP4体制までは必要ないかも知れませんがP3レベルの隔離体制は必要なのかもしれないと思われます。←素人の見解です。
※空気感染はしますし、昆虫やカンダイな人さまが愛して止まない野鳥も感染の媒体になり得ます。

・公金が投入される意味
今回の口蹄疫封じ込め対策には多額の公金、つまり国民の血税が投入されています。
この公金のなかには国の要請を受け入れてワクチン接種→殺処分を受け入れた畜産農家の皆さんの犠牲分も含まれます。
ですので今回の問題の種牛を特例扱いにしますと、公金投入に当たっての公平さの問題が出てきます。
仮に宮崎の畜産農家の皆さんの理解を得てその特例が認められたとしても、次に発生したときに今回の特例に対して公平の問題が起きますし、その問題をどうするかの議論に要する時間が感染を助長してしまうのです。
では次回発生するまでに決めればいいではないかという意見もあるでしょうが、現実問題としては次回の発生は明日かも知れないのです。

・グローバリゼイションの荒海に果敢にチャレンジする和牛畜産
日本は牛肉の輸入大国ですが、実は高級和牛は海外に輸出されています。
輸入量に比較すると微々たるもののようですが、来るべき高齢化社会と人口減少の中で、海外市場を獲得することは日本の畜産業の長期にわたる重要な生き残り戦略なのです。
OIE(国際獣疫事務局)が定める「清浄国資格」を一日も早く回復することは、日本の畜産業にとっては至上命題ともいえる重要な課題なのです。
「清浄国資格」は「ワクチン接種家畜を全て殺処分し3ケ月間発生のないこと」です。
あの6頭はワクチン接種はしていませんが、汚染地区にいるということが問題なのです。
※殺処分された6頭は実は口蹄疫には感染していない可能性があります。
(いずれ判定結果が公表されることになると思いますが、判定に要する時間は不明です)

・危機管理について
危機管理の要諦は「悲観的に準備し、楽観的に実施する」(佐々淳行氏=我が国の危機管理の草分け的存在)ことです。
さて、今回処分された6頭について、実は感染していない可能性があるとお伝えしましたが、万一キャリア(口蹄疫ウィルスを体内に保持している)の場合、そのリスクは今回の騒動でわかる通り、すくなくとも宮崎の畜産業にトドメを刺してしまうような非常に危険なモノである可能性が高いと思われます。
したがって「危機管理の要諦」からも「将来の畜産復興の希望」と秤に掛けても、「断腸の思いの殺処分」が妥当なモノと思われます。


>・・現実や現状を知り、的確な判断を下せるのは現場に居合わせている人達です。

現実や現状、現場は、今だけでもなく、問題の6頭だけでもなく、居合わせている人達は宮崎の人達だけではないのです。


以上、私も決して専門家ではありません。
間違った内容が含まれているかも知れません。
しかし、世間のことなどどこ吹く風の釣り師が多いと思われているのがくやしくて、せっかくカンダイな人さまが問題を提示してくださっていますので、拙い内容ではありますが、及ぶ限り調べてそれなりの見解をまとめてみました。
カンダイな人さまの参考になれば幸いですし、関心を持たれた皆様のさらなる関心と宮崎を応援しようという人達が増えれば幸いであります。


追伸
著作権について
ときどきコメントを削除していらっしゃるようですが、コメント投稿者の著作権を侵害している畏れもありますの、削除に当たってはその権限を前もって宣言される方がいいかと思います。

なお私のこの投稿は削除についてのご相談は無用です。
NONAME 2010/07/20(Tue)00:01:46 編集
素晴らしいコメントありがとうございます
非常に貴重で節度あるコメントありがとうございます。
色々と苦労もせず、私も勉強になりました。
ココに来ていただく方々にも、いろんな意味で為になるコメントだと思います。
これだけの事を調べ、まとめるのには大変な労力が有ったかと存じます。
NONAME 様の心に感謝いたします。

・・・復興は10年以上続くと考えています。
復興に向け、日本国民が手を差し伸べてくれる事を切に願っています。
私は今の所、磯釣り釣行2回分弱の基金だけですが、今後も最低でも数年は続けたいと思っています。
カンダイな人 URL 2010/07/20(Tue)19:26:58 編集
無題
カンダイな人さま

ご理解ありがとうございます。

口蹄疫の封じ込めに当たっても、これから畜産宮崎を再興するに当たっても、最大の敵は時間です。

今回問題の表面に出た最後の6頭を含め、長年に渡り手塩に掛けて育んだ家畜を断腸の思いで殺処分することによって、畜産関係者をはじめ宮崎の皆さんは一丸となってその最大の敵との決戦を覚悟されたのだと思います。


苦しいこともあるだろう。

言い度いこともあるだろう。

不満なこともあるだろう。

腹の立つこともあるだろう。

泣き度いこともあるだろう。

これらをじっとこらえてゆくのが

男の修行である。

山本五十六


このような覚悟に水を差すような真似はしたくないものです。
心の中で黙ってその覚悟にエールを送ることしか出来ないと思っています。



それでは長々と失礼いたしました。
NONAME 2010/07/20(Tue)21:44:35 編集
牛の手足口病
初めてコメントさせていただきます。
私は釣り好きの一医師で、このブログを楽しみにしています。
今は久留米で開業していますが、長い間宮崎県に住んでいましたので今回の口蹄疫のことが人ごととは思えません。

口蹄疫は、人でいえばお子さんがしばしば罹る「手足口病」のようなものです。
原因となるウイルスもともにピコルナウイルスという種類のウイルスです。
口蹄疫に治療法はありませんが、成牛の場合死亡率は低く2週間程で回復します。

回復した牛の肉質が悪くなると言われていますが、基本的に殺処分されているのでそのデータはありません。
一方、イギリスの昔の話では口蹄疫に罹って回復した牛が優勝したことがあるそうです。

本来、殺処分するのは「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」に従って、口蹄疫に罹患した農場の牛だけでした。
それが、今回の宮崎県の事例では、感染が急速に進行したために急遽5月末に「口蹄疫対策特別措置法」を制定して半径20km以内のすべての牛を殺処分することにしたのです。
しかし、この特別措置法でも殺処分するのは「口蹄疫のまん延を防止するためやむを得ない必要があるとき」です。

ワクチンを打ってしまった牛の殺処分は仕方ないとしても、問題の6頭の種牛はワクチンの接種も受けておらず感染もしていません。
牛の場合、潜伏期間(口蹄疫の症状が出るまでの期間)は通常6〜7日です。
この種牛を殺そうが殺すまいが口蹄疫の蔓延防止には無関係な時期になっていました。
国の決めたことを守らせるというためだけに、国のメンツのためだけに殺処分したとしか考えられません。

「カンダイな人」さんが知り得た事実を元に自分の頭で考えて評価している点には敬服します。
国が決めたことだからとか、偉い先生が言っていることだから正しいと思考停止している人が少なくありません。

しかし、国の内部からも今回の殺処分には異論が出ています。
新型インフルエンザの水際対策を無効だと批判した木村盛世さん(医師/厚生労働医系技官)が今回の口蹄疫対策に関しても批判的な意見を述べています。
感染症疫学を専門とする木村さんが、事実に基づいた科学的な意見を述べていますので目を通していただけると幸いです。

第2の官制パニック、口蹄疫-(1)
http://www.kimuramoriyo.com/41/20100715.html
第2の官制パニック、口蹄疫-(2)
http://www.kimuramoriyo.com/41/20100716.html

長々と失礼いたしました。
なかしま 2010/07/21(Wed)00:18:06 編集
なかしまさま
おはようございます。

口蹄疫についての解説ありがとうございます。
ただ、幼獣の致死率が高く、それが故に畜産の生産性が著しく低下するという口蹄疫が何故畜産にとって致命的なのかの重大な部分が欠落していると思われます。


次に問題の6頭の殺処分に関する考察ですが、

>この種牛を殺そうが殺すまいが口蹄疫の蔓延防止には無関係な時期になっていました。

これは今回のこの局面に限定すればたしかにそうなのかもしれません。
しかし今回特例を認めれば、次に今回と同じ対策を講じる必要が生じたときに、
「殺処分すべき適正なタイミングに殺処分できない」
という混乱が生じる可能性があることは「公金使用にあたっての公平の確保」の観点から十分に予見出来ることです。
したがって「スピードが死命を決する」とも言うべき口蹄疫封じ込めにおいて、今回特例を認めるべきだという意見は将来不安を残さないという観点から否定されるべきではないかと考えます。


さて、木村盛世氏の記事は今回このカンダイな人さまのブログに投稿するに際しての短時間ではありますが、一応目を通すことが出来ました。
その内容を素人の私が明快に判断することは不可能なのでありますが、木村氏が持論の基調
「清浄国(FMD free)のお墨付きは意味があるのか」
を前提に6頭の問題を考えていらっしゃることについては、これは私のような素人目にもちょっとKYというかピントがずれているというか、そのような感想を持たざるを得ません。
何故なら、今後FMD freeがどうなるかはわかりませんが、現在の局面も、そして畜産宮崎の再興に挑戦する将来期間も、「清浄国(FMD free)のお墨付きは意味がある」という前提で問題に対処しなくてはならないと考えられるからです。

また「清浄国(FMD free)のお墨付き」前提の世界市場こそが日本の高級畜産肉製品が世界を相手に戦える土俵ではないのでしょうか。
NONAME 2010/07/21(Wed)06:21:23 編集
みなさん
なかしま 様
 コメントありがとうございます。
 まず、身分を明らかにして頂き、専門知識を交え真摯な書き込みを
 頂いた事、お礼申し上げます。
 NONAME様とは違った切り口での考えを、あえて載せて頂いた事に
 意義があるかと思います。
 また、参考資料などもお教え頂き、いろんな意味で知識を得る事もできました。
 ありがとうございます。

NONAME 様
 色々と考え方の違いなど述べて頂きありがとうございます。
 それにしても貴殿から授かった“山本五十六語録”久しく忘れていました。
 重ね重ね感謝申し上げます。

 

・・・通常ならばアラシの対象にもなりかねない記事に、真摯で丁寧な
 コメントを頂いた、NONAME様・なかしま様には心から感謝申し上げます。
 今回の問題で、大分県も種牛の分散移転で飼育するなど、政府の対策など
 にも耐えうる処置をしています。
 多方面で“他山の石”として、対策に移しているのがせめてもの救いです。
 宮崎県は、ほとんどの県民生活で大打撃を受けており、私達の支援も
 必要かと思っています。
 個人が出来る事・団体が出来る支援など、私なりに実行していく決意です。
カンダイな人 URL 2010/07/21(Wed)21:14:36 編集
NONAMEさま
私の書き方が悪くて誤解を与えてしまったようです。
1)種牛6頭の殺処分の是非と
2)感染拡大防止のための20km以内の牛全頭の大量殺処分の是非の問題
は分けて考える必要があります。

木村盛世さんの意見は2)大量殺処分に対する批判的意見です。
私も大量の家畜の殺処分には費用対効果の点で疑問を持っていますが、
今回の感染拡大防止に役立ったという声には反論を控えます。

一方、種牛6頭の殺処分は無意味な殺生です。
NONAMEさんが書かれているように「清浄国資格」は「ワクチン接種家畜を全て殺処分し3ケ月間発生のないこと」であるなら、この種牛6頭を生かしても条件は満たされます。
県の種牛を残しても「清浄国資格」が得られるのでしょうから、当然そうなるはずです。

5月末に「口蹄疫対策特別措置法」ができるまでは、「家畜伝染病予防法」に基づいた「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」に従って、口蹄疫が発生した農場の家畜の殺処分とその10km以内の家畜の移動制限で済んでいたのです。
そのまま感染が収まれば10km以内の家畜も殺処分しなくて良かったのです。

「口蹄疫対策特別措置法」では指定地域の予防的殺処分が可能となり、
今回は20km以内のすべての牛が殺処分されることになりました。
しかし、殺処分は「口蹄疫のまん延を防止するためやむを得ない必要があるとき」です。

国は自分達の命令を守らせることに固執し、予防的殺処分という手段を目的化してしまいました。
特例はすでに県の種牛に対して2回も認めてしまっています。
薦田氏の種牛の方が県の種牛より遥かに危険性の低い状態でした。

またまた長文で失礼しました。私のコメントはこれで最後にします。
なかしま 2010/07/21(Wed)21:27:24 編集
カンダイな人さま
若輩者の私のコメントに耳を貸してくださりありがとうございました。
また、恭平氏のコメントに対するカンダイな人さまの理解が深まれば幸いであります。

長々と失礼いたしました。
NONAME 2010/07/22(Thu)01:17:48 編集
なかしまさま
コメントありがとうございます。

私が調べた限りでは、木村盛世氏の考えは、乱暴に要約しますと
「非清浄国上等宣言」
「非清浄国でエエじゃないか」
「非清浄国で行こう♪」
なんです。
木村氏は基本的に、口蹄疫はありふれた病気でかつ根絶など出来ない、したがって仲良く付き合っていくしかないと考えているようです。
この考え方について、素人の私は論評することはできません。


さて一方、現実の世界には、木村氏とは真逆のOIEによる国際的な取り決めが厳然として存在しています。
その取り決めでは、現実の世界は
「清浄国でなくては」
の世界なのです。

日本の畜産が世界で受け入れられるためには、「なにがなんでも清浄国でなくては」を今後も維持しなくてなりません。
ここに問題の6頭の殺処分について
意味のない無益な殺生なのか/意味のある無益な殺生であるか
の判断基準が存在ます。

口蹄疫は世界に蔓延しており、また発生する畏れはこれからもいつもいつまでも存在するでしょう。
その状況で「なにがなんでも非清浄国でなくては」を維持するためには、今後もまた今回と同じオプションを選択せざるを得ない状況に陥る可能性があります。
さて仮に今回の6頭に対する特例措置が執られれば、将来の上記危機的状況が発生した場合には、今回の特例措置(仮定で執られた場合)は当然の執られるべき措置として実施されなくてはならなくなります。
その際果たして、時間と人、モノ、金をがパンデミックに打ち勝てるほど用意できるかという問題が生じます。
この問題に関しては、医師であるなかしまさまの方が素人の私よりはるかに正確で的確な考察をなされることが可能だと思われます。

大変貴重なコメント交換、本当にありがとうございました。
私もこれを最後のコメントとさせていただきます。
NONAME 2010/07/22(Thu)01:18:44 編集
訂正
なかしまさまに対するコメントを下記のように訂正いたします。


意味のない無益な殺生なのか/意味のある無益な殺生であるか

意味のない無益な殺生なのか/意味のある有益な殺生なのか


その際果たして、時間と人、モノ、金をがパンデミックに打ち勝てるほど用意できるかという問題が生じます。

その際果たして、時間と人、モノ、金をパンデミックに打ち勝てるほど用意できるかという問題が生じます。
NONAME 2010/07/22(Thu)01:37:01 編集
追加訂正 (汗)
なかしまさまに対するコメントで、本来あってはならない大変重要な間違いがありましたので訂正いたします。

>その状況で「なにがなんでも非清浄国でなくては」を維持するためには、今後もまた今回と同じオプションを選択せざるを得ない状況に陥る可能性があります。

その状況で「なにがなんでも【清浄国】でなくては」を維持するためには、今後もまた今回と同じオプションを選択せざるを得ない状況に陥る可能性があります。


度重なるお目汚し、大変失礼いたしました。
NONAME 2010/07/22(Thu)11:50:13 編集
来てくれてありがとう。
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