香港からのカンダイ釣り

今年で5年目、香港のラムさん一行8名がカンダイ狙いで大分入り。

前日と前々日は、丸銀釣センターから五島へ渡ってグレ釣りを堪能。大分では17日と18日の二日間の予定でカンダイ狙い、一文字へは17日の9時過ぎに上がりました。

気圧配置としては、低気圧が九州南岸に近づいており、北高南低の気圧配置で北東のいやな風です。予想通り波は高く、沖一文字は完全にアウト。横一文字は西側のみが可能で、新波止も厳しいと睨んで、地方の縦一文字がターゲットです。

私は12時過ぎまで皆の釣りを見回っていましたが、アタリは出ません。エサ取りも少なく、2匹掛けのアオイソメは残って来る事がほとんどでした。13時頃から私も釣りの準備。ただしチヌ狙いの仕掛けです。遠くからわざわざカンダイ狙いで来ている人たちの傍で、私がカンダイを狙う訳にはいかないのです。

北東の風が強いので沖側を向いて釣る事は出来ません。波しぶきが波止を越える事もしばしばあり、道具類が濡れ始めていましたが、今度は冷たい雨が落ち始めました。これには南国育ちの皆は我慢できない様で、シートにくるまって防寒防雨対策したりと可哀そうなくらい・・・。

予定通り17時まで竿を振って、カンダイのアタリは一回のみ。頑張ったのですがハリが伸びてバラシです。掛りが甘い時には、ハリが伸びたり外れたりするのがカンダイ釣り。

原因はアワセが遅い。→竿先が曲がり始めてアワセを入れても太いハリは刺さりが不完全。又は、チヌやグレと同じ様に腕だけでアワセを入れる。→竿尻を股関節に当ててアワセを入れないと掛りが不完全。ハリが伸びるのは、ハリの強度不足もありますが、カンダイ釣りでハリが伸びたりハリ外れする原因の多くは、この二つが主要因です。

また、ハリ外れでバラシタ時、釣り人が後方へ移動しなかったので、ドラグから道糸が出ていたと判断しています。この場所のカンダイは10㎏オーバーはほとんど出ません。大型でも8㎏～9㎏級なので、ハンドドラグでカンダイの走りを止めての勝負が必要でした。ただし初挑戦だったので致し方ないですね。

私は、13時過ぎから16時30分まで小～中型のチヌを6枚です。

みんなで仕掛け作り。この時がワクワクします

マキエのオキアミも多めに用意

波止の際を並んで釣りましたが・・・

私が釣ったチヌ


18日は荒天のため、金ちゃんが大分観光の案内を終日担当・・・ありがとう。


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