磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
18日~19日にアサギマダラを観ていた時、アサギマダラ保存会の方から貴重な情報を伺いました。それは観察を続けていく中で、アサギマダラがイソヒヨドリやカラスに食べられている事実でした。
アサギマダラは幼虫の時などに毒素を体内に蓄えて、蝶になった時に派手な色合いで(毒があるから食べられない)とアピールしています。でも、どの世界でも、一部の捕食者が毒のある生物を捕食出来る様に、進化してることが多々あります。
アサギマダラ保存会の方々は、観察過程で実際に捕食現場を何度も目撃しています。
イソヒヨドリの捕食は2007年から、カラスが捕食しているのは2008年から。ちなみに2007年では幼虫をミソサザイが捕食するなど、姫島での目撃情報は以前からあります。
撮影は、イソヒヨドリの捕食シーンだけは写真撮影に成功しており、カラスなどはハッキリとは撮影が出来ていません。ちなみにイソヒヨドリはアサギマダラを持ち去り、カラスはその場で食べているそうです。スナビキソウの間に落ちた翅は、ほとんどがカラスの食べ跡で、シーズン中にはいつも翅が散乱しています。
カラスの捕食を撮影すべく立ち上がったのが私。天気を見て23日(金曜日)の朝が狙い時と判断し、22日の朝2便のフェリーで姫島へ乗り込みました。アサギマダラを観る方々は7時頃から動くと判断して、5時から7時前が勝負と決めていたので、撮影ポイントを物色した後は、島内の観光を色々と楽しみました。
今回は民宿には泊まらずに野宿でした。朝4時30分に起床し、暗い中撮影の準備です。動画と写真の両方が撮れるポイントに車を停めてネットを被せてスタンバイ。彼らが出動する前に車を見せて人気を断つのが自然な状態で近距離から撮影出来るのです。
今日の大分は日の出が5時9分ですが、アサギマダラは5時3分に現れてスナビキソウの蜜を吸い始めました。その後次々とアサギマダラは出現し20頭以上?
カラスは6時丁度に鳴きながら一羽が現れました。ほどなくしてもう一羽、すると最初の一羽は海へ降りていき、残った一羽がアサギマダラを求めてスナビキソウの中へ進んで行きます。少し遠かったので、双眼鏡で覗いていると、蜜を吸っていたアサギマダラを捕まえて食べ始めました。・・・チャンス到来です。
一台のカメラは動画のスイッチを入れて撮影開始。もう一台で写真撮影です。捕食から食べ終わるまでの一連を2回ほど撮影したところで、車から離れていったので撮影終了です。彼はその後、もう一頭食べてから飛び去って行きました。
海岸に降りたカラスも飛び去った後で、前回とは違う保存会の方が来ました。今日は西日本新聞社の方を案内するとの事。撮ったデータを全て保存会の方へ差し上げました。新聞社で使ったり、保存会や役場で管理して頂いたり、アサギマダラを研究している大学の人達へ連絡するなど、生きた資料として使って頂ければ嬉しいです。
保存会の方々も、これだけの撮影は出来ていなかったので、お手伝い出来た事が嬉しいです。人間活動の始まる前のワンチャンスをモノに出来た朝でした。保存会の方が言ってくれた言葉・・・おそらく日本で初めての撮影ではないでしょうか?
朝8時5分姫島発のフェリーで戻り、10時10分にTVスタジオ入りの金曜日でした。
たくさんのアサギマダラはこちら
アサギマダラは幼虫の時などに毒素を体内に蓄えて、蝶になった時に派手な色合いで(毒があるから食べられない)とアピールしています。でも、どの世界でも、一部の捕食者が毒のある生物を捕食出来る様に、進化してることが多々あります。
アサギマダラ保存会の方々は、観察過程で実際に捕食現場を何度も目撃しています。
イソヒヨドリの捕食は2007年から、カラスが捕食しているのは2008年から。ちなみに2007年では幼虫をミソサザイが捕食するなど、姫島での目撃情報は以前からあります。
撮影は、イソヒヨドリの捕食シーンだけは写真撮影に成功しており、カラスなどはハッキリとは撮影が出来ていません。ちなみにイソヒヨドリはアサギマダラを持ち去り、カラスはその場で食べているそうです。スナビキソウの間に落ちた翅は、ほとんどがカラスの食べ跡で、シーズン中にはいつも翅が散乱しています。
カラスの捕食を撮影すべく立ち上がったのが私。天気を見て23日(金曜日)の朝が狙い時と判断し、22日の朝2便のフェリーで姫島へ乗り込みました。アサギマダラを観る方々は7時頃から動くと判断して、5時から7時前が勝負と決めていたので、撮影ポイントを物色した後は、島内の観光を色々と楽しみました。
今回は民宿には泊まらずに野宿でした。朝4時30分に起床し、暗い中撮影の準備です。動画と写真の両方が撮れるポイントに車を停めてネットを被せてスタンバイ。彼らが出動する前に車を見せて人気を断つのが自然な状態で近距離から撮影出来るのです。
今日の大分は日の出が5時9分ですが、アサギマダラは5時3分に現れてスナビキソウの蜜を吸い始めました。その後次々とアサギマダラは出現し20頭以上?
カラスは6時丁度に鳴きながら一羽が現れました。ほどなくしてもう一羽、すると最初の一羽は海へ降りていき、残った一羽がアサギマダラを求めてスナビキソウの中へ進んで行きます。少し遠かったので、双眼鏡で覗いていると、蜜を吸っていたアサギマダラを捕まえて食べ始めました。・・・チャンス到来です。
一台のカメラは動画のスイッチを入れて撮影開始。もう一台で写真撮影です。捕食から食べ終わるまでの一連を2回ほど撮影したところで、車から離れていったので撮影終了です。彼はその後、もう一頭食べてから飛び去って行きました。
海岸に降りたカラスも飛び去った後で、前回とは違う保存会の方が来ました。今日は西日本新聞社の方を案内するとの事。撮ったデータを全て保存会の方へ差し上げました。新聞社で使ったり、保存会や役場で管理して頂いたり、アサギマダラを研究している大学の人達へ連絡するなど、生きた資料として使って頂ければ嬉しいです。
保存会の方々も、これだけの撮影は出来ていなかったので、お手伝い出来た事が嬉しいです。人間活動の始まる前のワンチャンスをモノに出来た朝でした。保存会の方が言ってくれた言葉・・・おそらく日本で初めての撮影ではないでしょうか?
朝8時5分姫島発のフェリーで戻り、10時10分にTVスタジオ入りの金曜日でした。
たくさんのアサギマダラはこちら
最初の4枚は後で撮影したものです。再び現れて鳴き叫んでします
飛び回っているアサギマダラも攻撃目標でした
狙いを定めて飛び掛かります
この時はアサギマダラが上手く交しました
朝一番の蜜を吸っているアサギマダラは捕食しやすい?
保存会の方々は、この状態を上手く撮れなかったとのこと
足で押えて食べるので、アサギマダラが写らないと言っていました
2枚の翅が舞い落ちる一瞬。現場には落ちた翅が散らばっています
再びゲット。撮影は6時から6時11分。1羽のカラスが4頭ほど食べました
姫島はアサギマダラの中継地。今年は一日に最大200頭くらいの少ない飛来
今回のカラスはハシボソガラスでした。今後の観察過程で捕食者が増えるかも?
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