磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
シードで出場した選手の中の二人は知り合いです。
高里君はモンパチのドラマーで、サッシの愛称で知れ渡っているアーティスト。釣りをこよなく愛する好青年で、6年前に初めて一緒に釣りをさせて頂きました。その後グレ釣りやカンダイ釣りなどを行い、今ではTeam Zero Seaのクラブ員にもなっています。
そんな彼が昨年のG杯を初優勝したのは記憶に新しい。私や先人の色んな釣法の良さを知りつつも、自分の釣りを確立すべく忙しいスケジュールの中、日々努力している姿は釣り師そのものです。予選リーグの第一試合は風・雨・大波の厳しい試合でしたが、勝ち運に乗れずに予選リーグ敗退の憂き目に遭ってしまいました。心情お察しします。
猪熊君は押しも押されもせぬ大分を代表する釣り師。今や、がまかつのグレ釣り師として皆が認める所。他メーカーのテスターとしても一流の仕事をこなしている40代前半の男。
・・・
1997年から10年間続けた夢の大会ロイヤルカップ。この大会は大分ケーブルテレコムが開催した名手の大会で、30㎝以上のグレが対象は初・リーグ戦も初・リリース制も初で、ダイワ・シマノ・がまかつのトップテスター9人に、色んな全国大会での優勝者と主催者推薦選手が挑む、正に夢の様な日本一を争う大会が大分で開催されていたのです。
この大会は、試合中に検量~記録して即リリースという制度をを採っており、一試合に一人のジャッジは必ず必要でした。このスタッフを選出する時に絶対的に採用したのが、現在シマノで活躍している田中修司君と、がまかつ派の猪熊博之君だったのです。
この二人にはスタッフで仕事をしてもらうのは当前。それ以外の目的は全国レベルのテスターたちとの顔繋ぎと、試合のジャッジで後方から名手たちの技を少しでも取り込んで欲しかったのです。思惑通り、今や二人はそれらのメーカーの顔まで成長しています。
・・・
こんな彼らも1時間30分の試合では負ける事があるのは当たり前。ほとんどのスポーツで強い人が勝ち残る確率は高いのですが、釣りだけは自然相手・生き物相手の戦いだからです。不確定要素の強い釣りで、なおかつ1時間30分の試合で二つの釣り座を交代するので、結果的に45分で一つの釣り座のグレを攻略しなければならないからです。
攻略すべき要素は、速い潮・緩い潮・滑り潮・二枚潮・払い出し・大サラシ・湧昇流・当て潮・潮止まり・浅いタナ・深いタナ・季節・磯際・遠投・グレ・オナガ・大型魚・雨・波・ウネリ・強風・沈み瀬・張出し根・オーバーハング・潮位・コッパグレ・イスズミ・カワハギ・ウスバハギ・ネンブツダイ・スズメダイ・オヤビッチャ・アジゴ・ボラ・キタマクラ・アイゴなど。
45分しかない一つの釣り座で、これらの釣り難い条件を全て対戦相手より釣る事が出来れば無敵ですが、諸条件で海中は見る事が困難で、的確な判断は超難しい。サッシ・猪熊君・田中君、そして多くの名手でも状況次第で敗けるのがグレ釣りなのです。
なんで負けたの?・・・これはグレ釣りの難しさを知らない人が言う言葉じゃないかな?
第33回G杯グレ 全選手の写真などはこちら
G杯は私が経験しているトーナメントで最も過酷な大会です
シード選手紹介でのサッシの言葉
予選リーグを勝ち残って話す猪熊君
決勝戦を観戦して・・サッシと猪熊君
彼らもまた、敗因を克服して次のチャンスに賭けてくれるでしょう。
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高里君はモンパチのドラマーで、サッシの愛称で知れ渡っているアーティスト。釣りをこよなく愛する好青年で、6年前に初めて一緒に釣りをさせて頂きました。その後グレ釣りやカンダイ釣りなどを行い、今ではTeam Zero Seaのクラブ員にもなっています。
そんな彼が昨年のG杯を初優勝したのは記憶に新しい。私や先人の色んな釣法の良さを知りつつも、自分の釣りを確立すべく忙しいスケジュールの中、日々努力している姿は釣り師そのものです。予選リーグの第一試合は風・雨・大波の厳しい試合でしたが、勝ち運に乗れずに予選リーグ敗退の憂き目に遭ってしまいました。心情お察しします。
猪熊君は押しも押されもせぬ大分を代表する釣り師。今や、がまかつのグレ釣り師として皆が認める所。他メーカーのテスターとしても一流の仕事をこなしている40代前半の男。
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1997年から10年間続けた夢の大会ロイヤルカップ。この大会は大分ケーブルテレコムが開催した名手の大会で、30㎝以上のグレが対象は初・リーグ戦も初・リリース制も初で、ダイワ・シマノ・がまかつのトップテスター9人に、色んな全国大会での優勝者と主催者推薦選手が挑む、正に夢の様な日本一を争う大会が大分で開催されていたのです。
この大会は、試合中に検量~記録して即リリースという制度をを採っており、一試合に一人のジャッジは必ず必要でした。このスタッフを選出する時に絶対的に採用したのが、現在シマノで活躍している田中修司君と、がまかつ派の猪熊博之君だったのです。
この二人にはスタッフで仕事をしてもらうのは当前。それ以外の目的は全国レベルのテスターたちとの顔繋ぎと、試合のジャッジで後方から名手たちの技を少しでも取り込んで欲しかったのです。思惑通り、今や二人はそれらのメーカーの顔まで成長しています。
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こんな彼らも1時間30分の試合では負ける事があるのは当たり前。ほとんどのスポーツで強い人が勝ち残る確率は高いのですが、釣りだけは自然相手・生き物相手の戦いだからです。不確定要素の強い釣りで、なおかつ1時間30分の試合で二つの釣り座を交代するので、結果的に45分で一つの釣り座のグレを攻略しなければならないからです。
攻略すべき要素は、速い潮・緩い潮・滑り潮・二枚潮・払い出し・大サラシ・湧昇流・当て潮・潮止まり・浅いタナ・深いタナ・季節・磯際・遠投・グレ・オナガ・大型魚・雨・波・ウネリ・強風・沈み瀬・張出し根・オーバーハング・潮位・コッパグレ・イスズミ・カワハギ・ウスバハギ・ネンブツダイ・スズメダイ・オヤビッチャ・アジゴ・ボラ・キタマクラ・アイゴなど。
45分しかない一つの釣り座で、これらの釣り難い条件を全て対戦相手より釣る事が出来れば無敵ですが、諸条件で海中は見る事が困難で、的確な判断は超難しい。サッシ・猪熊君・田中君、そして多くの名手でも状況次第で敗けるのがグレ釣りなのです。
なんで負けたの?・・・これはグレ釣りの難しさを知らない人が言う言葉じゃないかな?
第33回G杯グレ 全選手の写真などはこちら
G杯は私が経験しているトーナメントで最も過酷な大会です
シード選手紹介でのサッシの言葉
予選リーグを勝ち残って話す猪熊君
決勝戦を観戦して・・サッシと猪熊君
彼らもまた、敗因を克服して次のチャンスに賭けてくれるでしょう。
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