磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
大分市内の住吉泊地のチヌ釣りです。
最初は同じ港内の新波止で竿を振りましたが、チヌもカンダイ狙いも不発です。北風が強くなったので、食事後の午後から通称“倉庫裏”へ瀬替わり?です。午後からの私は釣りをせずに撮影係り。海水温を測ると案の定10℃を切っていました。
大分市内は中心部に大分川が流れ込んでおり、少し東には県内で最大の大野川が流れ込んでいます。両河川とも真冬の水温は6~7℃。こんなに温度の低い水が2本の川から別府湾の海へ大量に注いでいるのです。なおかつ冬は北西風の日々が続くので、海面の上層に流れ出た冷たい水は、沖へ流れて海水と混じる事が出来ません。
冬の北西風は川から流れ出た冷たい水を、大分市内の陸地側へと押し戻しています。よって、大分川の直ぐ西の大分港周辺から、東側の鶴崎~大在~佐賀関へと冷たい河川の水は陸地に近い部分を東進、海水と混じりながら海水温を引き下げているのです。坂ノ市一文字波止群の海水温が10℃を割る要因は、河川の水と風の影響なのです。
別府市内は両河川の位置よりかなり西側で北西風に守られ、なおかつ温泉水が至る所から海に注いでいるという特殊な海だから、大分市内より海水温が高い事は明白です。
こんな状況ですが、その場所で生き抜いているチヌなどは地域の生息条件として当前の事で、どの地域でも消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを保って行動しており、現在の住吉泊地は大釣れしないものの、釣り客が絶えない程度に釣れるのです。
8時過ぎから昼食を挟んで15時くらいまで、3~4人が竿を出して1匹のチヌが姿を見せてくれました。それなりのアタリは2~3回程ありましたがハリ掛かりに至りませんでした。
北西から北東の風が強い時に竿を振れる倉庫裏
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最初は同じ港内の新波止で竿を振りましたが、チヌもカンダイ狙いも不発です。北風が強くなったので、食事後の午後から通称“倉庫裏”へ瀬替わり?です。午後からの私は釣りをせずに撮影係り。海水温を測ると案の定10℃を切っていました。
大分市内は中心部に大分川が流れ込んでおり、少し東には県内で最大の大野川が流れ込んでいます。両河川とも真冬の水温は6~7℃。こんなに温度の低い水が2本の川から別府湾の海へ大量に注いでいるのです。なおかつ冬は北西風の日々が続くので、海面の上層に流れ出た冷たい水は、沖へ流れて海水と混じる事が出来ません。
冬の北西風は川から流れ出た冷たい水を、大分市内の陸地側へと押し戻しています。よって、大分川の直ぐ西の大分港周辺から、東側の鶴崎~大在~佐賀関へと冷たい河川の水は陸地に近い部分を東進、海水と混じりながら海水温を引き下げているのです。坂ノ市一文字波止群の海水温が10℃を割る要因は、河川の水と風の影響なのです。
別府市内は両河川の位置よりかなり西側で北西風に守られ、なおかつ温泉水が至る所から海に注いでいるという特殊な海だから、大分市内より海水温が高い事は明白です。
こんな状況ですが、その場所で生き抜いているチヌなどは地域の生息条件として当前の事で、どの地域でも消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを保って行動しており、現在の住吉泊地は大釣れしないものの、釣り客が絶えない程度に釣れるのです。
8時過ぎから昼食を挟んで15時くらいまで、3~4人が竿を出して1匹のチヌが姿を見せてくれました。それなりのアタリは2~3回程ありましたがハリ掛かりに至りませんでした。
北西から北東の風が強い時に竿を振れる倉庫裏
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住吉川も注いでいますが低い水温は安定しています
チヌを釣らせると木村君には太刀打ちできませんね
この場所は小型が多いのですが、この湾内でも58㎝級が出た話があります
綺麗なチヌ、撮影後のリリースはいつもの通り
納竿と同時に貨物船の着岸
直ぐ横はソーラス岸壁なので、船が着岸すると釣り座は極端に狭くなる岸壁
大分市内の海水温の低い要因、納得しましたか?
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