磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
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2009コリアオープンカップの最終章です。

トーナメントの大会は素晴らしいと思います。なぜなら、試合で全力を出して戦ったあと、戦った相手とは友人になれるからです。

1987年にG杯で全国大会へ出場した時の九州代表の方々、そして一回戦で戦って惨敗した相手の三原憲作名人。この時を契機にトーナメントを戦った人々には、本当に色々とお世話になっているのです。

今回も素晴らしい人々に出迎えられ、色々とお世話になり、いろんな意味で勉強することが出来ました。一期一会を大切にしたいですね。

みなさん、お世話になりました。ありがとうございます。


大会の代表者パクさんと日本チーム

いつもお世話になるカンさん カメラを出してファスナーが・・

クムさんとも知り合いになりました

チョウさんは本当に有名です

楽しい仲間たちと・・・


来年も大会に出場できるかな??

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今回のトーナメントで主として使った仕掛けです。

竿   がまかつ がま磯インテッサGⅢ0.8号53
リール ダイワ  トーナメントISOーZ2500LBD
道糸  釣研   フリクションゼロ1.5号
ハリス 釣研   ゼロα1.2号
ウキ  釣研   遠投ビッグ黒鯛3B
ハリ  がまかつ チヌ鈎2.5号・TKO8号
その他小物類とストリンガーを使用しました。

釣法は半遊動仕掛けで、底から10~100cm上を目安にタナを設定しました。6試合しましたが、タナを測った回数は20回以上だったでしょう。昨年までは1000釣法で釣っていましたが、ヨスのチヌは中層で釣った事がなかったので、今回はタナを決めて狙っていきました。

12時間の釣りで目標は6枚のチヌでしたが5枚に終わりました。バラシがなかったら目標を達成出来ていたのですが・・・。

ちなみに韓国の選手の大部分は、磯竿の1~1.5号クラス・道糸は2~2.5号クラス・ハリスは1.2号クラス・ウキは1~2号クラス・水中ウキを併用して、遠投主体の半遊動釣法です。これで根掛かりしたら、竿をあおってハリスをブチ切って仕掛けを作り直します。

竿をあおってハリスを切ることだけはしないで欲しいですね。竿を破損する可能性がある事と、水中で道糸が水を切る振動が、魚たちを驚かすからです。



このウキは新製品で重量は19gもあり、超遠投仕様になっています。

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チヌ釣りのマキエなどです。

このお店はカンさんの経営する釣具店です。ヨスに行った時には必ずお世話になっている所。カンさんとはWFGの決勝戦の折、五島で戦っています。私の隣でカンさんの遠投釣法が炸裂し、リードされたのを良く覚えています。彼の釣技は本当に怖いほど味わっています。

このカンさんのお店でマキエ作りです。オキアミは1.2kgが1角です。これを5つと集魚剤を3袋、それにオシムギを1.5kgくらいを混ぜ、合計10kgくらいになります。2時間の試合が3回あるので3セット作りました。

これを36cmのバッカンに一つ、あとの二つは日本から持っていった土嚢袋にそれぞれ入れて、試合に臨みました。エサ取りが多かったので、これでもセーブしてマキエを打ったのです。

サシエはオキアミ生・生きモエビ・ネリエ・カニの4種類を使いましたが、オキアミはセイゴやアジゴが横取りします。モエビは強いけど釣れませんでした。二日間の6試合12時間で釣ったチヌは、ネリエで3匹・カニで2匹、合計5匹のチヌを磯際主体に攻めて釣ったのでした。

この経験は日本でも活かせると思っています。

カンさんのお店、釣研製品・がまかつ製品が豊富に揃っています
ネリエ2種類・オキアミ・ムギ・集魚剤などです

私を負かしたクムさんです。オキアミが列を作ってクラッシャーへ

集魚剤の種類が少ないです。杓離れが悪いので改良が必要

緑の入れ物にカニが入っています。蓋には空気穴が沢山あります


日本で見ていないものは、カニの入れ物です。これは良かった。

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決勝戦を見学しました。

チーム戦ですが、3人で交替して釣っても、二人でも、一人で釣っても構いません。決勝戦はチームの戦略を企てられるのです。ちなみに昨年は優勝したチョウさんのチームが、決勝戦だけはチョウさん一人で戦って、優勝をもぎ取っています。

今年のチームは、交替しながら釣っていました。二つのチームの6人と、もう一人は遠投主体で釣っていましたが、後の二人は遠投せずに釣っていました。

釣果は3人が1匹ずつ釣って、二人が釣ったチームが優勝しました。準優勝はカンさんのチームで、ラストを務めたカンさんのチヌが、韓国釣研FGチームを準優勝に導いたのです。

こうして2009年の14回大会が幕を閉じました。

FTVの取材

二日目に残ったチームが後ろで観戦

ここのチームが2枚釣って優勝でした

釣研FGチームは全員“がまかつの竿”でした

地元の取材を受けています。通訳はパクさん



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二日目の決勝リーグは雨の予想でしたが、17日の土曜日は夜明け前まで、嵐の様な風雨が窓ガラスを揺らしていました。でも会場に行く時には雨も止み、風が残っている程度でした。

決勝リーグは昨年と同じ島で戦いました。この場所はアジゴ・サバゴ・フグなどのエサ取りが多く、チヌの顔を見る事が困難でした。

第一試合は双方ボウズで、私にはフグが1匹だけ、第二試合はキーパーサイズギリギリを1匹仕留め、何とか勝利。最終試合は1匹釣られ、敗戦に終わってしまったのです。

日本チームで勝利したのは私の一勝だけに終わり、決勝戦への進出は潰えてしまい、決勝戦の見学に回ることになってしまいました。

今回は暗い内からの瀬上がりでした

厳しい試合が続きました

決勝戦の会場はべた凪、風はときおり強く吹いていました

唯一私に土をつけた琴(クム)さんは、釣研FGで釣研テスター

昨年も見た魯櫂船、いい感じを受けます


もう少し韓国の記事を書いていく予定

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16日は予選リーグです。

1チーム3名が4組乗船します。1名が3試合戦うのでチームとしては一日で9試合を行うことになります。勝ちは3ポイント・引き分けは1ポイント・負けは0ポイントで、ポイントの一番多いチームが勝ち抜けとなります。

一試合目の私は、オキアミをエサに使うとアジゴやセイゴばかりだったので、練り餌やカニにツケエを変更して狙いました。交替前にチヌの良型を掛けましたが、1.2号ハリスが瀬ズレして切れてしまいました。交替後は速い潮を攻略できず、ボウズに終わってしまいました。対戦者もボウズでこの戦いは引き分けに終わりました。

二試合目は最初のポイントで、練り餌を使って30cmくらいのチヌを2枚。交替後は潮がたるんだ場所だったので、カニを使って26cmのキーパーギリギリを1枚追加することが出来ました。この試合は3匹対0匹で快勝でした。

三試合目は、エサ取りのアジゴが多かったので、カニを使った前半に1匹のチヌを仕留め、ここでも対戦者がボウズに終わったため、勝利を勝ち取る事が出来たのです。

他のチームメイトは、行徳君が1勝し、後の試合は全て0対0の引き分けポイントを獲得出来たのです。私たちが戦った磯群は喰いの悪い状況でしたが、15ポイントを獲得して予選リーグを突破する事に成功しました。

朝は暗い内から出航します

私たちの船は1時間遅れで出港になりました

まじめにチヌを狙いました。ポイントの水深は入念にチェックです

今回もアジゴやサバゴ・フグ・そしてセイゴも混じる勢いでした

セイゴの多い磯は、その数が半端ではありません


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麗水(ヨス)で泊まる所は、モーテルです。

日本とは違って、韓国はお風呂に入る習慣はないようで、通常のホテルにはシャワー設備があるだけです。日本の慣習をしっているパク社長は、お風呂のあるホテルを探して予約してくれています。

周囲にはたくさんのモーテルがありますが、私たちが宿泊したモーテルには、お風呂がありますがネオンが付いていませんでした。でも、いつもお世話になっているモーテルは安心感があり、くつろぐ事が出来るのです。

食事へ行く前に、宿泊した所から周囲のモーテルを写してみました。韓国のモーテルはビジネスマンが使うし、家族連れも使います。そしてカップルたちも使うといっていました。











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昨年に引き続き、参加させていただきました。

開催地が韓国の麗水(ヨス)なので、一番近い釜山へと、10月15日の一便船のビートル?に乗って博多港から出発です。メンバーは田中釣心名人と、釣研テスターの行徳秀美君、釣研社員のミスターM君と私です。

現地でお世話になる方々と合流し、一路麗水へと高速を南下し、現地の大会本部へは16時過ぎに到着です。大分を朝の5時15分に出発して、11時間後には懐かしの方々と会える事が出来ました。遠い?近い?

コリアオープンカップは今年で14回目になります。日本の磯釣り文化を韓国にも広める意味合いを含め、㈱釣研が立ち上げた韓国で最初の磯釣りトーナメントで、国内最大規模で開催されています。この大会に出場すべく、釣り人たちは切磋琢磨しています。現在は韓国で釣研の代理店など、幅広く活躍している韓釣貿易の朴(パク)社長が引き継いで、開催され続けているのです。

この大会に私も参加させて頂いており、今回で5回目?6回目?おかげさまで、現地の人たちともかなり親しくなってきたし、私個人にとっても表彰台を狙いたい大会です。大会の素晴らしいところは、チーム戦という事。3人がそれぞれの対戦を最後まで諦めずに戦うことで、活路を見出せるからです。リーグ戦を3人で戦った充実感は、個人戦では味わえない感覚です。

という事で開会式も無事に終わり、16日は予選リーグに突入です。

博多港の国際港の一角、出国手続き

今回は釣研の動画撮影を撮ります。田中名人の出発撮影

船内で入国審査カードに署名

博多を8時30分出航、釜山港には3時間後の11時20分頃到着

一路南下、釜山から麗水までは3時間以上。・・・飛ばし過ぎ


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大会が終わったら、日本では通常は解散しますが、コリアオープンの最後は表彰台に上がったチームが皆さんに焼肉を振舞います。今回は優勝チームがW50,000・準優勝チームがW30,000・3位チームはW20,000の割合で、豚の焼肉を参加者たちにご馳走してくれました。

なんだかアットホームな感じで、日本にはないような行事です。皆で乾杯とか、優勝者のコメントなどは有りません。只もくもくと食って呑んで、三三々五々に帰って行きます。

私たちはプサンからヨスまで、優勝したアティヌスチームと一緒に来ました。よってプサンへ帰る時も一緒です。優勝の立役者のチョーさんが運転して、プサンのホテルに到着したのは11時前の時間でした。

その間、決勝戦を一人で戦ったチョーさんから色々と聞き出しました
  今回のチヌは底より少し浮いた所で食っていた。
  色んなエサを使ったけど、決勝戦はネリエオンリーだった。
  遠投主体で釣った。
  流す時間は短めで2分くらいで仕掛けの回収。
こちらのチヌ釣りトーナメントにも活かせるかもしれませんね。ちなみにチョーさんは、現在は日本の対馬で仕事をしているそうです。

みんなが集まって、優秀なチームから焼肉をご馳走になります

一度に50人近くが店に入っても、ほとんど待つ事なく食事が出来ます

プサンへの3時間は、チョーさんの運転で帰りました。眠くないようです


2008コリアオープンの模様はこれで終了です。後は食べ物など・・

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二日間の戦いが終わり、勝利を確信したチームメイトがチョーさんに駆け寄り祝福します。

準決勝戦までの6試合を全員が心を一つにして戦い、決勝戦だけは交代せずに、只一人で戦っていく事を決めたチームの戦略は、一人で戦うチョーさんも相当のプレッシャー、そしてパイを預けたチームメイトも苦しかったに違い有りません。

タイトル奪取を目指したチームの心が見えた瞬間です。

それをハンジョウチームの主将である、カンさんが暖かく見つめているのが印象的でした。カンさんは、WFGで決勝戦を戦った相手です。釣具店を経営しており、今回もエサの手配などで大変お世話になっている方です。

表彰式では田中名人が総評を述べたあと、優勝チームのヒーローへパク社長がトロフィーを渡します。仲間同士なので、とても雰囲気の良い一時でした。

コリアオープンは磯の上での表彰式なので、喜びを直に写せます。


ホイッスルが鳴った瞬間、チームの仲間達が祝福します

カンさんのチームは準優勝ですが、優勝チームを笑顔で眺めます

報道陣も入れ替わり立ち代り、終了間際の笑顔を撮っていました

田中名人の総評です。通訳の間を計りながら大会を讃えていました

優勝カップはパク社長から、ヒーローのチョーさんに渡されました

優勝したアティヌスチームに祝福です。右はパク社長

優勝W7,000,000・準優勝W3,000,000・3位W2,000,000の賞金です

予選リーグで敗退した、100名ほどの選手は居ませんが全員の撮影です


今回も楽しくトーナメントに参加させて頂きました。頂上を取りたい大会です。

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いよいよ決勝戦の会場へと向かいます。その場所は、2003年にフィッシングワールドカップで、私が決勝戦を戦った島でした。その時は島の先端側を使いましたが、今回は反対側の大きい島との水道に近い場所が、会場として設定されています。

昼食弁当を食べたら試合が始まります。勝ち残った3チームが釣り座を3つに分けて、それぞれを40分ずつ使って競技します。1チームに3人の選手が居るので、3人が40分ずつ交代しても良いし、一人で全ての時間を戦っても良いルールでした。

アティヌスチームだけが一人で最後まで戦いました。ハンジョウチームともう一つのチームは、3人が全員交代しながら戦いました。決勝戦にふさわしく、あちらこちらで竿が曲がります。

私がフィッシングワールドカップの決勝戦で戦い、準優勝した場所がココ

その島の水道側が今回の会場です。足場が広く平坦です

食事をします。弁当もキムチが主体ですが美味しいです

島にはカササギ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガなどが居ました

カイバイボで最初の釣り座を決めたら、後は右回りに場所交代をします

観戦者も最初はくつろいでいますが、段々と試合観戦に引き込まれます

釣り座が広く、余裕で3人が竿を振る事が出来ます。遠投していました

全ての釣り座で竿は曲がります。型は25~30cmくらいのヨスサイズ

この場所はグレも釣れました。なじんだ後だから底近くで喰っています

一人で戦い抜いたチョーさんです。優勝に貢献し、今回のヒーローです


決勝戦の場所では戦いたい!今回も強く感じました。

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24日が予選リーグ、25日が決勝リーグと決勝戦でした。

私たちは決勝戦を観戦する為、選手と同じ時間に港を出ました。決勝リーグの3試合も観戦したのは、田中名人をはじめとする少数の方々で、私たちは島の港に停泊して船でゆっくりとくつろぎます

島に上陸して散策したものの、鳥や自然の花でめぼしい絵は撮れません。船からのコウイカ釣りもアタリが出ません。島の老夫婦がカニ籠を上げています。かなり入っています。焼玉エンジン搭載ですが、仕事中は櫓を漕いでいました。日本の風景ではほとんど見なくなった光景です。

役員の人が島の人に頼んで、隣の集落からラーメンを買ってもらいました。ついでに白菜キムチを島の人から調達です。朝飯は3時30分に食べているので、10時前には腹が減っているのです。

今回の4日間で最高に美味しいキムチがこれでした。自家製・自然の中・仲間とのゆっくりとした時間・・・とてもありがたい一時でした。

大きい渡船です。あじかの船の小さい方と同等?大分の渡船はかないません

選手を降ろしたら島に停泊です。島の散策はカササギが出迎えてくれました

老夫婦が伝馬船でカニ籠をあげにやってきました。結構捕れています

昔は私も櫓を漕いだ事がありますが、ヘソが外れて上手く漕げません

このキムチは美味しい。魚の出汁が効いているのでしょうか?深い甘味です

島の人に買出しに行ってもらったラーメン。ありがとうございました

皆さんとのゆっくりとした時間は、今回とても貴重な空間でした


さて次は、いよいよ決勝戦の観戦です。


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