磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
グレ釣りにおける仕掛の投入方法で、ウキとサシエをはば同じ場所に着水させて、そのまま流す釣り方です。
釣りの基本は、仕掛けの着水寸前でサミングして、道糸の無駄な放出を防ぎます。フカセ釣りはその作業の時に、ウキを手前に着水させ、サシエをウキの向こう側に着水する様にするのです。その作業でウキからサシエまで一直線にさせ、そこからサシエを沈めるのが常識で、フカセ釣りの投法としては、この方法が基本になっています。
また、サシエは張って沈めていく方法が、グレがエサを良く食う・グレが喰ってエサを放さない・アタリが出やすい・などと言い伝えられており、ウキとサシエがベチャッと同じ場所に着水して流す釣りは、べっ視されて、上手ではない釣りの代表格にも挙げられているのです。
でも、この投法をやって格段に差が付いた試合があったのです。それは1999年に開催された“大分グレトーナメントマスターズ”の決勝戦での事でした。3回戦を戦って勝ち残った選手5名は、20分交代で5つのポイントを使って覇を競いました。
その中に居た私は、5つの場所全てで均一に釣果を伸ばし、対象魚を22枚釣ったのです。他の4人の釣果を全て合わせても、私一人の釣果には及ばない試合になってしまいました。
この時に使っていたのが現在の1000釣法の前身で、投法は“張り無し投法”だったのです。この試合は地元のTVで放送されましたが、その時に現地での決勝戦を見ていた選手の中に猪熊君も居て、しっかりとその時の技を自分のものにして、現在では彼の技の一部として使い分けているのです。
仕掛け絡みのリスクを背負いますが、この投法が釣果に有効だと猪熊君も証明してくれたので、今回初めて紹介しました。この投法は、仕掛にガン玉を打っていない時に使うと良いでしょう。
潮の緩い場所・グレが喰うタナの幅が狭い時。グレの数が少ない時などで有効です。基本は基本としてマスターしなければなりませんが、基本だけに執着していると、技の伸びはないのかもしれません。
釣りの多くの情報は、想像だけでよく釣れる。とか釣れない。とかを伝えていることが数多くあるのです。張り無し投法は、その様な言い伝えに警鐘を鳴らしている釣法だといっても過言ではないでしょう。
猪熊・池永の張り無し投法の講習はこちらを参照
こんな感じで着水し、そのままエサを落とし込んでいきます
基本がしっかりと出来ている人は、この投法を試してみるのも良いでしょう。
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釣りの基本は、仕掛けの着水寸前でサミングして、道糸の無駄な放出を防ぎます。フカセ釣りはその作業の時に、ウキを手前に着水させ、サシエをウキの向こう側に着水する様にするのです。その作業でウキからサシエまで一直線にさせ、そこからサシエを沈めるのが常識で、フカセ釣りの投法としては、この方法が基本になっています。
また、サシエは張って沈めていく方法が、グレがエサを良く食う・グレが喰ってエサを放さない・アタリが出やすい・などと言い伝えられており、ウキとサシエがベチャッと同じ場所に着水して流す釣りは、べっ視されて、上手ではない釣りの代表格にも挙げられているのです。
でも、この投法をやって格段に差が付いた試合があったのです。それは1999年に開催された“大分グレトーナメントマスターズ”の決勝戦での事でした。3回戦を戦って勝ち残った選手5名は、20分交代で5つのポイントを使って覇を競いました。
その中に居た私は、5つの場所全てで均一に釣果を伸ばし、対象魚を22枚釣ったのです。他の4人の釣果を全て合わせても、私一人の釣果には及ばない試合になってしまいました。
この時に使っていたのが現在の1000釣法の前身で、投法は“張り無し投法”だったのです。この試合は地元のTVで放送されましたが、その時に現地での決勝戦を見ていた選手の中に猪熊君も居て、しっかりとその時の技を自分のものにして、現在では彼の技の一部として使い分けているのです。
仕掛け絡みのリスクを背負いますが、この投法が釣果に有効だと猪熊君も証明してくれたので、今回初めて紹介しました。この投法は、仕掛にガン玉を打っていない時に使うと良いでしょう。
潮の緩い場所・グレが喰うタナの幅が狭い時。グレの数が少ない時などで有効です。基本は基本としてマスターしなければなりませんが、基本だけに執着していると、技の伸びはないのかもしれません。
釣りの多くの情報は、想像だけでよく釣れる。とか釣れない。とかを伝えていることが数多くあるのです。張り無し投法は、その様な言い伝えに警鐘を鳴らしている釣法だといっても過言ではないでしょう。
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基本がしっかりと出来ている人は、この投法を試してみるのも良いでしょう。
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