磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
4513. 4512. 4511. 4510. 4509. 4508. 4507. 4506. 4505. 4504. 4503.
スタッフの私は決勝戦の主審?で、篠原武(たける)選手の釣りも近くから見ました。

決勝戦では規定のオキアミと集魚剤・サシエを新たに支給しました。試合開始までの少ない時間の中で、マキエやサシエなどを彼なりにアレンジしていたのを確認した私は、優勝は獲るべくして勝ち取った一つ目の勝因だと感じました。

対戦者の境界線と釣り座の限界線を決める時、潮上となる釣り座は広めにとっていました。彼の釣り座は前半戦が潮上側で、釣り始めは境界線近くの釣り座でしたが、直ぐに限界線まで釣り座を移動した判断は正解で、二つ目の勝因でしょう。

マキエは後打ちマキエが多く見られましたが、表面にボラ・そして厄介なウスバハギが居たと私は判断しています。これらの後打ちマキエは表面に群れやすいエサ取りの目を上に向けるため、沈下しているサシエを守る働きをするのです。これが三つ目の勝因。

更に、彼のウキの沈下は少し早い感じがしていました。ウキの沈下が速いという事はサシエの沈下速度も必然的に早くなります。これが上方を向いたエサ取りに有効となる訳で、彼が磯近くを釣った時、ベラが釣れた事でも判断出来ました。四つ目の勝因です。

釣り座交代後の彼、仕掛けを投入するとサシエの落下点はウキの着水点よりも右が多かった。潮は右から左へ、風も右から左へ吹いていました。この事は海面が上滑りする条件です。この時にサシエをウキより右に落とすと上手くなじむ。五つ目の勝因です。

彼の勝因はこれだけではないと思います。私が発するタイムコールに、彼は確認出来た時には手を挙げて答えたり、声で返事をしてくれました。普通の釣り人はそのような余裕はありません。仕掛けの投入・マキエの投入・全てにおいて大会馴れしているかもしれませんが、大舞台で普段の釣りが出来る彼の技と心は、正に本物だと判断しています。

昨年の準優勝に続いての初優勝!おめでとうございました。

第33回G杯グレ 準優勝の赤峰君はこちら

優しく魚をあしらう感じでした

自分の釣りを貫く感じです

的確な判断が勝利を呼び込んだ

釣りの緊張感から解き放たれました


目標に向かって努力する。達成感がありますね。

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