これ以上被害が出ない事を祈る

7月3日の大分県北西部の豪雨、日田市から宇佐市方面で甚大な被害が発生し、7月12日からは竹田市を中心に豪雨の被害は拡大。今日は再び日田市や宇佐市をはじめ、九州北部地方の豪雨による甚大な被害が報じられています。

幸いにも私の住んでいる大分市は、被害に遭われた地域の残り雨が強く降る程度です。大分川や七瀬川の洪水も、被災地とくらべると怖さも薄れてしまいます。

7月の気象レーダーの特徴は、ベンガル湾から伸びる雲の帯が、梅雨前線に吸い込まれているのが続いています。梅雨前線は太平洋高気圧とシベリア高気圧のせめぎ合いで出来る前線ですが、ベンガル湾からの湿った空気もプラスされているのです。そして気象予報士が伝えている、太平洋高気圧の縁を回る湿った空気と、前線に直接吹き込む南西の風なども影響しています。

ベンガル湾からの雲＋前線＋南西の風＋太平洋高気圧の縁・・・これらの湿った空気が合わさり、九州の山の斜面に多くの雨が落ちているのです。

週明けには再び前線が南下する予報、雨の元となる湿った空気が一つでも減少すれば、被害の拡大は少なくなるハズですが、なんとも言えませんね。

被害に遭われた方々・・・お見舞い申し上げます。

オオバキボウシ

正面から

ネジバナとウツボグサ

花茎までネジレた一本


被害を最小限に抑えるため、常に最新情報をチェックしましょう。


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