磯釣りメインの釣師、池永祐二。これまで200種以上のお魚さん達と出会っています。東九州の磯釣りメッカ大分から釣りと自然を紹介しています。 初めての人は右の【まとめて見ると楽しい】から見たい項目(釣り・テクニック・魚・鳥・植物)などをどうぞ。
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夏鳥のセンダイムシクイは、坊主山周辺でも繁殖している様です。

ムシクイの仲間は識別が非常に難しく、顕著な見分けは囀りの違いだけ?

囀りは、私的にはチヨチヨビーです。一般的な聞きなしは「焼酎1杯グイ~」・「鶴千代君~」などで、地鳴きは、チェチチチッ・・・ジッジッジッ・・・ビッビッビッなどですが、ビッビッという鳴き声はエゾムシクイも鳴きます。違いは大きい鳴き声か、小さい鳴き声かの違い。ちなみに大きく鳴くエゾムシクイのビッビッは、樹上から聞こえます。同じトーンで谷の方から聞こえた場合、カワガラスが鳴いているかも知れません。

センダイムシクイの通常撮影は、樹上で枝葉に隠れながら素早く動く彼らを追うのですが、大きさや色合いがメジロに似ており、動作の一部もメジロに似ているので、遠くからだと見間違えます。ただし飛翔はかなり違います。今回は少し見下げる形で撮影出来たので、センダイムシクイの特徴である頭央線が上手く写りました。

頭央線を写すのは非常に難しい。緑色の背中も・・

ここでは2羽が一緒でした。正面からは白っぽいですね

見下げる位置から横の全身ショット

ここまで写せたのは本当にラッキーでした


ヤマガラハウス周辺で、撮影が難しい小鳥を写せてラッキーでした。

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ヤマガラハウスで、ヤマガラ達を躾け中。

この周囲では、行けばサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきます。

今日はヤマガラに混じってサンコウチョウが来てくれました。フロントガラス越しですが、彼女との距離はおよそ3m。背景は遠くの山なのですが、今日は靄が掛っており最悪のコンディション。小鳥がたくさん出入りする場所には、他の小鳥も興味を示してやって来るので、直近からの撮影が出来ました。

…山のセミは、ミンミンゼミ・アブラゼミ・ツクツクホウシが鳴いています。また、久しぶりに道路を横断中のアナグマや、1.8m級のアオダイショウに出会いました。

サンコウチョウのオスとオス若・メスはこちら





このメスのサンコウチョウは良く鳴きます。

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鳥見仲間の皆が秋の到来を感じる小鳥。

夏にシベリア・サハリン・カムチャツカ半島などで過ごし、冬はフィリピンやニューギニア等へ南下して越冬する小鳥で、日本は通過するだけの旅鳥です。

9月に入ると見かける様になりますが、早い時には8月下旬からでも確認出来ます。今年は8月30日に仲間が初の確認で、昨年よりも一日遅い到着でした。

昨年は初確認後、順次数が増えて県民の森の至る所で小集団を見かけましたが、初見から10日ほど経った今年は、昨年よりも数は少なく推移している感じです。

梢近くに止まってくれるので、写し易い小鳥です。







ミズキ~クマノミズキ~カラスザンショウへと、順次チェックすれば彼らを追うことが可能。

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塚野山のミズキの木には、8月30日からエゾビタキが飛来。

一週間経った現在は、エゾビタキ・オオルリ・キビタキ・アオバト・ヒヨドリ・メジロ・ソウシチョウなどが、次々にやってきてミズキの実を啄んでいます。

1㎞ほど手前の坊主山入口にある、クマノミズキの実も少し熟れ始め、実を支える茎の色が赤く染まり、小鳥たちを呼べるようになっています。ここ数日は1時間くらいのチェックを入れていましたが、今朝になってようやく動きが出てきました。

今朝確認した小鳥は、オオルリの綺麗なオスが2羽、オオルリのオス若が1羽、キビタキのオス若とみられる個体が1羽、コサメビタキが1羽、他にメジロ多数。

宇曽山のミズキには、綺麗なオスのクロツグミが1羽。県民の森の餌場は次第に賑やかくなっています。タカノツメの実や、カラスザンショウの実が熟れ始めると盛期です。

クマノミズキに、オオルリのオス若とコサメビタキ

オオルリの綺麗なオスは2羽来ています


明日は曇りのち雨、午前中が観察に向いています。

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日本の鳥類で、最小の小鳥がキクイタダキ。2番目に小さい小鳥がヤブサメ。3番目がミソサザイで4番目にヒガラ、という事にしておきます。

この4種ではヤブサメだけが夏鳥で、あとの小鳥は留鳥です。このヤブサメは過去に黒岳の"かくし水”で撮るチャンスに恵まれたのですが、暗くてSSが上がらずにブレブレの失敗作に終わっていたのです。

夏鳥で5月頃からシシシシシ・・・と尻上がりに囀ってくれるので、来てくれたのは直ぐに判ります。でも、知らない人がこの声を聞いたら、虫が鳴いていると思うでしょうね。虫に似た鳴き声が藪の中から聞こえてくるのと、小鳥の姿を見るのが困難だからです。

今朝の坊主山入口で、花の撮影準備をしていると、チッ・・・チッチッ・・・と彼の地鳴きが近くから聞こえました。車の傍に座って寄り添い、声のする方を凝視すると、藪の葉っぱが揺れています。少しだけ待つと藪から姿を現しました。

これまで何度もチャレンジして、ほとんど写真が撮れませんでしたが、今朝は思わぬ形でヤブサメと判断できる写真を撮る事に成功したのです。

最小の小鳥はキクイタダキ、全長10㎝・翼開長15㎝

第2位のヤブサメは全長10.5㎝・翼開長16㎝

第3位のミソサザイは、全長1Ⅰ㎝・翼開長16㎝

第4位のヒガラは、全長1Ⅰ㎝・翼開長17㎝

藪の中を好むヤブサメ、初の紹介です

眉班と黒い過眼線があり、尻尾が短いのが特徴


台風が去った県民の森、とてもラッキーな朝でした。

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台風15号の影響で、今夜予定していたイカ釣りは9月15日に延期。

台風は温帯低気圧になり、風雨が予想より下回ったので、県民の森に行きました。

今日確認した鳥は、ヒヨドリ・メジロ・ホオジロ・ヤマガラ・シジュウカラ・エナガ・ゴジュウカラ・イカル・アオゲラ・コゲラ・キジバト・アオバト・ハシブトガラス・イワツバメ・ソウシチョウ・ガビチョウ・サシバ・オオルリ・キビタキ・センダイムシクイ・コシアカツバメなど。鳥見仲間は昨日エゾビタキを撮っていましたが、今日の出会いはありません。

残念ながら、ツツドリとメジロの親子には出会えませんでした。



写真のキビタキは、この場所で繁殖していたオスだと判断しています。

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坊主山入口の桜並木、数日前にツツドリ?の若が居て飛び去った時、直ぐ後を追って行く小鳥を目撃しました。翌日にも確認してみると、ツツドリ?の若と一緒に行動している小鳥はメジロと判明したのです。

カッコウ科の仲間は他の小鳥の巣に托卵することで有名ですが、この界隈にはツツドリとホトトギスが来ています。その二種類でメジロが仮の親になるのはツツドリの方で、メジロがツツドリを育てていると判断しました。

生態としてツツドリは、四国以北で繁殖とあり、大分で繁殖しているとしたら凄い事。また、ホトトギスはメジロに托卵するとは報告されていないので、ホトトギスをメジロが育てているとしても凄い事。双眼鏡で見た限りはツツドリの若と判断しているのですが・・・

自分より何倍もある大きな鳥を我が子と思い、巣立った後もエサを与え続けているメジロ、この光景を撮影したくて4日連続で早朝チェックを入れましたが、決定的な瞬間はその後一度もやって来ませんでした。

今朝もTV出演の前に2時間ほどチェックしていましたが、メジロとツツドリは来てくれませんでした。代わりに慰めてくれたのはセンダイムシクイで、ついでの撮影になってしまったのです。センダイムシクイは、大きさと一部の動作がメジロに似ているので、目視での確認は難しい小鳥ですね。

センダイムシクイは夏鳥で大分でも繁殖します

ウグイス上科の特徴は白い眉班かな

すばしっこい小鳥
 

ツツドリを育てているメジロ、写したかったなぁ~。

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今年の大分は、7月8日に梅雨が明けて平年より2週間くらい早く夏が来ました。その後、雨はほとんど落ちず、すでに8月も下旬に突入しています。

大分市内では、8月7日から続いた連続猛暑日が8月22日まで続き、連続16日間の最高記録を樹立。この記録は、1887年の観測開始以来最長記録になっています。

山のアケボノソウやクロムヨウラン、ヤマガラハウスのドウザンツツジなども枯れて、見る影もなくなっています。夏枯れの様子は山から川へと続き、河川の水は減る一方。そして、大分川水系も大野川水系もアユが少なく、釣り師の間からはアユ不漁との声が聞こえているのです。

そんな厳しい状況の中、七瀬川のヤマセミは違いました。カップルでラジオ体操をした後、 メスは下流へと飛び去り、オスは近くの狩り場の木へと移動しました。その数分後、バッシャ~ン・・と水中へ飛び込んで、レストランに戻ってきた時には、今年初写しとなる若アユを咥えていたのです。

・・・お見事

しかしながら、この後咥えているアユを見つけた子供のヤマセミ?が、エサをねだりに飛来。それを察知したお父さんは、素早くレストランから飛び去り、アユの食事風景と食後の水浴びは露と消えたのです。子供は親からエサを貰えなくなっている時期ですね。


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2013年8月16日午前6時30分、七瀬川で二羽のヤマセミがお立ち台で・・

ラジオ体操第一・・・ よ~い

腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動から ・・・はい!

後ろを向く運動・・・カメラマンを気にしないで~

上流を向く運動 ・・・いち・に・さん・しぃ・ごぉろく

川を覗く運動・・・アユがいないかよぉ~く見てください

お互いを見つめ合う運動・・・このとき笑わない様に

嘴を交差する運動・・・相手の嘴に傷がないかみましょう

知らんぷりの運動・・・好きでも我慢して大きく知らんぷり

回りを気にする運動・・・いち・に・さん・しぃ・ごぉろく

尻尾をあげて深呼吸・・・


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由布岳の撮影が出来なかったので、数ヶ月振りに七瀬川のスポットへ・・・

昨年の撮影基地は洪水にやられ、今は仲間が作った基地が点々。

スタンバイしたら、直ぐに2羽のヤマセミが挨拶に来てくれました。

ここでは2羽の若が育っているので、番か親子かは特定できません。

一時間ほどいましたが、ヤマセミは3羽まで確認出来ました。

ついでになってしまいましたが、カワセミ達も元気に飛び回っています。



2羽のヤマセミと2羽のカワセミたちが写りました。

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阿蘇のコジュリン、朝日の中で囀る姿を撮りたくて5日間挑戦。

その5日間の現地での天気は晴れ。しかし日の出時間は常に深い霧で、朝日は一度も拝めず、フレンドリーなコジュリンとのコラボは写せませんでした。

朝4時前に起床し、大分市~竹田市~南小国町~産山村へ片道65㎞の移動です。5日間とも星空が見えたのは大分市~竹田市~南小国町の間でウキウキ気分ですが、目的地の産山村まで移動すると、5日間とも霧に包まれていたのです。

産山村の午前6時ごろの詳細な気象情報は、湿度が90%前後。風は南南西の風・南西の風・北東の風・東の風などで、風速は1~2mほどで3時~9時は晴れマーク。

この状況はまだまだ続く感じなので、撮影は来年以降に持ち越しです。


8月3日は朝から晴れ、この時点までは日の出後の撮影でした

その後の天気は日の出から2時間くらいは霧に包まれました

朝6時の日の出時間は霧の中での撮影

東の空が赤くなったのは一度だけ、数分後には上の霧が包み込みました


あらためて、自然の大きさや偉大さを味わった数日間でした。

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7月10日頃から見かけるようになったヤマガラ達の換羽。

私達は換羽の事をトヤと言ってきました。

1~2月は年間でも最もエサが少なく、厳しい飢えを乗り切ります。

3~4月は虫たちが出て、栄養も豊富になり羽も綺麗になって繁殖準備。

4~6月にかけて子育てで、自分より子供への食事を優先します。

7~8月は子育てが終わり、自分のために沢山のエサを食べられます。

この時期に体力を必要とする換羽が始まるのです。

約3週間を目途に換羽は終了し、新しい羽での生活が始まります。

そして9月からは冬への準備として、貯食活動が始まります。

7月10日、尻尾が抜け落ちている

7月22日、この子は上半身の換羽中

7月25日、尻尾が揃い始めた子

7月27日、こちらも出始めた新しい尻尾。目の周りにタケノコ


サンコウチョウの長い尻尾も、抜け落ちている頃です。

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